くらし情報『特別展『やまと絵』10月11日より開催 国宝《鳥獣戯画》、《平治物語絵巻》など「日本美術の教科書」と呼ぶに相応しい豪華な作品がずらり』

2023年9月29日 11:30

特別展『やまと絵』10月11日より開催 国宝《鳥獣戯画》、《平治物語絵巻》など「日本美術の教科書」と呼ぶに相応しい豪華な作品がずらり

国宝《平治物語絵巻 六波羅行幸巻》(部分)鎌倉時代・13世紀東京国立博物館蔵展示期間:10月11日(水)~11月5日(日)


2023年10月11日(水)より、東京国立博物館 平成館では、特別展『やまと絵 -受け継がれる王朝の美-』が開催される。教科書や美術全集で見たお馴染みの作品がズラリと並ぶ同展は、総件数約240件のうち、なんと7割以上が国宝・重要文化財。まさに日本美術の王道を目の当たりにできる展覧会といえるだろう。
平安時代前期、中国由来の唐絵に対し、日本の風景や人物を絵として成立したやまと絵は、王朝貴族の美意識を受け継ぎながらも、常に革新的に発展した。その流れをたどる同展では、現存最古のやまと絵屛風である《山水屛風》に合戦絵巻の代表的名品《平治物語絵巻》、時宗の祖・一遍の事跡を描いた伝記絵巻《一遍聖絵》、室町時代の屏風絵の傑作《日月四季山水図屛風》(すべて国宝)、……と、日本美術を代表する名品が目白押し。古代や中世のさまざまな要素を集約し、移ろう季節の中にまぶしく輝く浜辺の風景を描いた重要文化財《浜松図屛風》も必見だ。
会期中に展示替えがあるので、お目当ての作品があれば、ぜひホームページで展示期間を確認してから来館することをオススメするが、日本絵巻史上の最高傑作として名高い四大絵巻(《源氏物語絵巻》《信貴山縁起絵巻》《伴大納言絵巻》《鳥獣戯画》)

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