2024年4月12日 15:15
中川大輔、八木莉可子、佐藤寛太、清宮レイらが意気込み 『鴨川ホルモー、ワンスモア』開幕
ニッポン放送と京都を代表する劇団「ヨーロッパ企画」のタッグで贈るエンタメ舞台シリーズ第4弾『鴨川ホルモー、ワンスモア』が4月12日、東京・サンシャイン劇場で開幕。脚本・演出の上田誠をはじめ、主演を務める中川大輔、共演する八木莉可子、鳥越裕貴、清宮レイ(乃木坂46)、佐藤寛太、浦井のりひろ(男性ブランコ)、平井まさあき(男性ブランコ)、岩崎う大(かもめんたる)、槙尾ユウスケ(かもめんたる)が取材に応じ、意気込みを語った。
本作は、第170回直木賞を受賞した万城目学のデビュー作にしてベストセラーとなった小説「鴨川ホルモー」とその外伝的続編「ホルモー六景」を、“ワンスモア”とタイトルを新たに再構築。京都を舞台に、ナゾの競技サークルに参加することになった学生たちの、甘酸っぱくもバカバカしい日々を描き出す青春群像喜劇だ。
脚本・演出を務める上田氏は、「もともとは1人称の青春小説なんですけど、今回は18人のキャストで、群像謎競技巨大コメディに作り変えました」と説明。原作小説は「かなり緻密なルール設計がなされていて、オリジナルの要素が入り込むのを拒む性質を持っている」といい、「それを理解した上で、そこから逃れるような、舞台ならではの色合いを出せればいいなと思った」