くらし情報『お酒の神様、松尾大社の神宝を大公開! 『松尾大社展 みやこの西の守護神』京都文化博物館で4月27日から』

2024年4月19日 11:30

お酒の神様、松尾大社の神宝を大公開! 『松尾大社展 みやこの西の守護神』京都文化博物館で4月27日から

重要文化財《男神像(老年)》平安時代 9世紀 松尾大社蔵


京都市西京区に鎮座する松尾大社(まつのおたいしゃ)は、渡来系氏族である秦(はた)氏が創建に関わった神社。平安京遷都以後は、都の守護神のひとつとして崇められると同時に、酒・醸造の神として全国の酒造会社の崇敬も集めてきた。その松尾大社の神宝を紹介する展覧会が、4月27日(土)から6月23日(日)まで、京都市の京都文化博物館で開催される。
同展の見どころは、日本最古級の神像彫刻として国の重要文化財に指定されている御神像をはじめ、松尾大社の神宝の数々が初めて大規模に公開されること。初公開となる源頼朝や織田信長などの朱印状をはじめ、歴代の権力者が発した中世の古文書を一挙に公開すると同時に、同大社の歴史や酒造りについての史資料なども展観する。出品作品108件のうち、なんと約9割が初公開となる。
お酒の神様、松尾大社の神宝を大公開! 『松尾大社展 みやこの西の守護神』京都文化博物館で4月27日から

源頼朝書状 6月17日 松尾大社蔵
とりわけ注目されるのは、平安時代前期の作と考えられる三神像がそろって登場し、御神宝とともに紹介されることだろう。厳しいお顔の老年の男神像は、同社の祭神の1柱である大山咋神(おおやまくいのかみ)に、また壮年の男神像はその御子神に、そして女神像は祭神のもう1柱である市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)

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