2024年2月27日 18:00
夏川椎菜が主演ノラ役に挑む イプセン『人形の家』能舞台で上演決定
2021年から23年に「深作組ドイツ三部作」「新ドイツ三部作」と銘打ち、ドイツ戯曲を立て続けに6作品上演した深作組が、新たに「ドイツ・ヒロイン三部作」第1弾として、この度『ノラ-あるいは、人形の家-』を、東京・銕仙会能楽研修所と茨城・水戸芸術館の能舞台で上演することが決定した。
『ノラ-あるいは、人形の家-』は、世界中の劇場で多くの名優たちによって演じ継がれてきたイプセンのリアリズム演劇の傑作『人形の家』の、マリー・フォン・ボルヒによるドイツ語訳を、深作組作品の翻訳で第16回小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞した大川珠季が翻訳し、現代を舞台に新たに翻案した作品。演出は、演劇やオペラ、映像作品などで活躍する深作健太が手がける。
主演のノラ役は、2022年に深作組『オルレアンの少女』で鮮烈な舞台主演デビューを果たし、昨年の深作組『未婚の女』でも存在感のある演技で好評を博した、声優の夏川椎菜。また、クログスタ役で川久保拓司、ノラの夫のトルヴァル役で宮地大介が出演する。
■夏川椎菜 コメント
『ノラ-あるいは、人形の家-』、ノラを演じます夏川椎菜です。
また深作組に参加できることをとても嬉しく思います!
『オルレアンの少女』のジャンヌ、『未婚の女』のウルリケと、どちらかといえば少女寄りの女性を演じてきましたが、今回演じるノラは(ライフステージ的な意味で)