2021年9月2日 14:30
指示書で再現される作品の同一性とは? 展示「再演―指示とその手順」東京藝術大学大学美術館で開催中
展示「再演―指示とその手順」が現在、東京藝術大学大学美術館で開催されている。
当展覧会は、現代の新たなメディアともいえる指示書(インストラクション)をテーマに、美術館というミュージアムにおける芸術作品の再演(再現)について考察するもの。
指示書に従い、複製や再現、移行や再制作が必要となる芸術作品の再演(再展示)について、その保存、継承における作品の同一性を問うことを目的としている。作品の展示を主体とせず、展示時の作者不在を想定した第三者に伝えるための指示書や記録写真、映像、参考資料など、作品に関連する様々な指示や手順、仕様を知ることができるだろう。
■展示情報
「再演 ―指示とその手順
Re-Display: Instruction and Protocol」
8月31日(火)〜9月26日(日)(休館:9月6日、9月13日、9月21日)
開館:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場:東京藝術大学大学美術館 本館展示室2
観覧料:無料
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてご来場の際は、マスクをご着用の上、ご来場ください。
※本展は予約制ではありませんが、今後の状況により、変更、入場制限を実施する可能性がございます。