2023年5月11日 12:00
【「さよなら中野サンプラザ音楽祭」連動企画】逢田梨香子インタビュー「主役は会場、ステージを楽しみつつ中野サンプラザを見送ることができたらいいな」
これまでにも制作に携わってくださっていた方々(作詞:六ッ見純代作曲・編曲:田中隼人)たちと一緒にレコーディングしていたので、すごく安心感がありましたし、いい作品になるだろうなという気持ちでした。
――こういう雰囲気の曲、逢田さんの声質にフィットしてますよね。
うれしいです。レコーディングのときは自分で答えを出さず、田中さんにディレクションしてもらいながら進めていました。とにかく力を抜いて、語尾もフワッと抜けるような感じで歌って。フェイクも入れて、ちょっとオシャレっぽい歌い方を教えてもらった感覚もありますね。新たなニュアンスが加わったというか、歌の視野がまたちょっと広がったかなって。
――歌詞についてはどんな印象がありますか?
生活感があるというか、自分の日常を思い浮かべながら聴ける歌詞だなって思います。
「スキップとローファー」の主人公の美津未ちゃんの目線で見た世界も含まれていて。
――「通り過ぎてゆく日々/逃したくない意味」というフレーズは、さきほどの“ノスタルジー”の話にも重なっている気がします。
そうですね。ときどきハッとするような現実味のある言葉も入っているので。「予測変換のネガティブ」