と語ります。
山響屋に並んでいる招き猫はどれも、サイズも表情も個性豊かなものばかり。なかでも目を引くのが、猫の首にタコがぐるりと巻きついた山形県・米沢の相良土人形が作る「猫に蛸」。
ブチ猫やオッドアイ、ハチワレなど、種類も様々なので、お気に入りの一体を探したくなります。
子どもの成長をあたたかく見守る「張子の虎」
上記の二大縁起物に比べると少し新鮮ですが、パッと華やかな黄色に、触れるとゆらゆらと首を揺らす姿が愛らしい「張子の虎」。虎のように強く、たくましい男の子に育って欲しいという願いが込められていて、関西・九州エリアでは、端午の節句でお馴染みの縁起物です。
こちらも発祥は中国とされていますが、日本でもふすまなどに用いられ、古くから家を守る存在としてしたしまれていました。
張子の虎には、「無病息災」や「厄除け」に意味もあり、家を守ってくれる心強い存在です!
取材・文/ ワタナベユウミ
スポット情報
- スポット名:山響屋(やまびこや)
- 住所:福岡市中央区今泉2-1-55 やまさコーポ101
- 電話番号:092-751-7050
絵本画家・いわさきちひろの展覧会が東京・練馬で、“あそぶ子ども”描いた水彩画など作品集結