うっかり忘れてもハンカチで代用できる!「袱紗」の作り方
最後に、右から左に包んでいけば、弔事用の袱紗の完成です。
慶事と弔事の袱紗の違い
慶事の際には、赤やオレンジ、白など暖色系の明るい色を、弔事の際は、紺色や深緑、グレーなどの寒色系のダークカラーを選びましょう。いつでも使えるように準備するなら、慶事にも弔事にも利用できる紫色がおすすめです。ハンカチが開かないように留める場合は、パールやビーズ系のコサージュ、ドライフラワーを利用すると、おしゃれに見えますよ。
相手に渡すときには、袱紗から金封を取り出し、折りたたんだ袱紗を台にしてのせます。表書きが相手から見て読める向きにして、両手を添えて渡しましょう。
袱紗の使い方は、大人のマナーとしてぜひ知っておきたいもの。最近では、金封を入れるだけの簡単な袱紗を利用する人も多いですが、普段から使うものではないだけに、ハンカチ袱紗の使い方を知っておけばとても便利。
ちょっとしたお心づけの際にも、ハンカチ袱紗は利用できるので、急に袱紗が必要になったときなど、ぜひ活用してみてくださいね。
監修/Niki・B・Shun