【神様と暮らす #1】自宅にしつらえる、神棚のキホン1
神社でお参りした際に、社務所でお分かちいただく御神札。ところが、自宅に持ち帰った後に御神札をなんとなくそのまま立てかけているだけ、という人はいませんか?正しい御神札のお祀り方法を理解して、自分や家族の幸せを神様に見守っていただきましょう。これから月に1回、御神札の正しいお祀りの仕方や日々の奉仕についてお届けしていきますね。
そもそも御神札をお祀りするってどういうこと?
御神札には神様が宿っています。神棚をつくるということは、神様を自宅に招くということ。神様が自宅にいてくださって、自分や家族を日々見守っていただけるなんてとても素晴らしいことだと思いませんか?
神棚とは御神札を納める社殿を模した「宮形」と、それを置く「棚板」からなるものの総称です。「神棚は欲しいけどインテリアに合わなくて」「賃貸だから壁に板を設置できない」という人は、宮形を用意せずとも次の方法で神様に失礼のない方法でお祀りをしてみましょう。
宮形を置かない御神札の祀りかた
御神札はできれば、自分の目線より高いところにお祀りしましょう。たとえば、本棚やチェストなどの収納家具の最上段です。
お祀りする前には塩をひとつまみ、手になじませてから水ですすぎ手を清めてから始めましょう。