恐喝や脅迫を受けたとき、警察にきちんと対応してもらうには
多くの方が恐喝や脅迫などの不当要求を受けたときに思い浮かべるのは、警察に相談をするというところでしょう。
もちろん、相手方の行為が犯罪に該当するようなものであるときには、警察に対応いただくのがベストです。
ですが、警察に相談に行くにあたっても、コツを押さえておかなければ、警察からは「では、何かあったらまた来てください」と言われるにとどまってしまうことがございます。
そのため、警察に対応してもらうにしても準備が必要になってきます。
①関わる人物の関係図を書いておきましょう
警察の被害相談において重要なことは、いつ、どこで、誰が、誰に対し、何をして、どうなった、それで何を要望するかという点を明らかにしておくことです。
そのためには、少なくとも誰と誰との間の問題なのかを明らかにしておく必要があります。
登場人物については、分かる限りの情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど)を書いて、関係図を作成しておきましょう。
②時系列で事実関係をメモしていきましょう
警察は時系列で事実関係をかなり細かく聞いてきます。
にもかかわらず、口頭での説明となると、漏れがあったり、正確に理解してもらえなかったりと十分な被害相談ができない可能性があります。