2020年1月15日 14:00
奨学金は減額返還できる?対象条件&手続き方法をFPがわかりやすく解説!
返還期限猶予制度とは、一旦返済を止めてもらう制度です。経済困難や失業、傷病などの理由で返還ができない場合に申し込めます。
返還期限猶予は10年が限度で、1年ごとに申請が必要です。減額の場合は延滞中には新生できませんが、猶予の場合には延滞していても申請可能です。
債務整理をする
債務整理をするという方法もあります。債務整理とは合法的に借金を軽減してもらう方法で、借金の程度によって任意整理、個人再生、自己破産を選ぶことになります。
任意整理は将来利息の免除などで負担軽減をしてくれる方法で、借金の程度が軽い場合に有効です。個人再生は借金を5分の1程度に減らす方法で、数百万円の借金がある場合に有効です。
自己破産は資産を没収される代わりに借金を帳消しにしてくれる方法で、安定収入がない場合などに有効です。
司法書士や弁護士に依頼すれば、手続きを代行してくれます。ただし、5年から10年の間はローンやクレジットカードなどの金融取引ができなくなるというデメリットがあります。
奨学金の減額返還に関するまとめ
奨学金は状況により、最大3分の1に減額が可能です。返済が厳しい場合には検討すると良いでしょう。