くらし情報『連帯保証人も自己破産できる?借金が返済できない場合の対処方法をFPが解説!』

2020年1月29日 14:00

連帯保証人も自己破産できる?借金が返済できない場合の対処方法をFPが解説!

このケースでは会社関係者全員が自己破産するケースもあります。

子供が自己破産して親も自己破産
子供の奨学金に対して親が連帯保証人となっている場合に、連鎖的に自己破産となる場合もあります。子供が奨学金を返せなくなり自己破産した結果、親にその債務がのしかかってきます。

もしも想定ができていなかった場合、親も返済できないということも珍しくありません。結果的に親子で自己破産となってしまいます。あらかじめ想定しておくか、子供が奨学金を滞納していないか時折確認した方が良いでしょう。

主債務者の影響で自己破産
連帯保証人になってしまうと、債権者からの請求に抗う権利がありません。たとえば先に主債務者から取り立てて欲しいと主張したり(催告の抗弁権)、主債務者に支払い能力があると主張したり(検索の抗弁権)、ほかの保証人と分割して支払う権利(分別の利益)がないのです。


これらの権利があるのは保証人の場合のみなので、連帯保証人は保証人よりも主債務者の影響をダイレクトに受ける形となります。連帯保証人が先に自己破産
連帯保証人自体の事情で自己破産することもできます。連帯保証しているという事情とは無関係に、連帯保証人が独自にしている借金返済が苦しくなった場合などです。

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