2021年2月1日 14:00
離婚にまつわる費用をFPが解説!離婚前後にかかるお金・もらえるお金とは?
出典:厚生労働省「母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業の実施について」より執筆者作成
教育格差をなくす「高等教育の修学支援新制度」
こちらは、ひとり親に限らず所得が低い世帯が対象の制度です。子どもが大学や短大、専門学校などへ進学するときに、授業料が免除・減額になったり、返済不要な給付型奨学金をもらえたりします。大学・短大・専門学校・高専などの進学先や、自宅か自宅外などによって支給額が違ってきます。
授業料等の免除および減額、給付型奨学金の支給額
対象は、住民税非課税世帯かそれに準ずる世帯です。年収に応じて減額される額や給付金額が違ってきます。
参考:高等教育の修学支援新制度
離婚後の生活をシュミレーションしてみる
熟年離婚はより慎重に
子育て中のひとり親には、児童扶養手当や修学支援新制度など手厚いサポートがあります。一方、子育てが終わった熟年離婚の場合、特別なサポートがありません。大切なのは、離婚後の生活が成り立つかどうか、事前にシミュレーションをすることです。
40歳で離婚をしても、人生はまだまだ長く続きます。それまでにいくらの資産が必要なのか、離婚後の収入で暮らせるかどうかを考えてみましょう。