そしたら、加藤くんもこの作品が好きで、やったことがあるって聞いて、だったら、いつか一緒にやりたいねって話して・・・それがこうして実現して嬉しいです。
まだ若かった加藤くんがいきなり僕に電話をくれて、それなら会わなきゃ行けないねって、吉祥寺で待ち合わせをしました。そこには、かわいらしい顔の男の子が立っていて、「あれ?君が加藤くん?」と(笑)それが加藤くんとの始まりでした。それからたくさん話をして、そして一緒に仕事をしました。ワークショップで松本に来てくれた時、加藤くんが「串田さんが松本に居るの分かる気がする。」と松本を好きになってくれました。そんな加藤くんと、松本でどんな稽古になるのか、どんな舞台になるのか、今からとてもワクワクしています!
脚本・演出:加藤拓也(劇団た組)
串田さんと初めて会ったのは吉祥寺の喫茶店でした。喫茶店が開店したばかりの、僕と串田さんの二人とマスターしか居ない静かな場所で、静かに話をしました。あまりに年齢の離れた僕に、少し照れているような仕草で僕を見つめる優しい眼差しが印象的でした。
演劇を一緒にやりたいんですけれどというお誘いが直接的過ぎたのかもしれません。それから僕は串田さんに一緒に演劇をすることになりました。