2023年1月16日 15:50
過換気症候群を引き起こす原因を自律神経の視点で解説|堺市いたわり健康院 さかい快福整体堂
逆にリラックスしている時、精神的に安定している時の呼吸は深い(ゆっくり)呼吸です。このように呼吸が深い(ゆっくり)と過換気症候群は起きません。
過換気症候群を引き起こす原因:自律神経機能の低下
自律神経機能とは、交感神経と副交感神経の働き度合いのこと。交感神経(がんばる神経)から副交感神経(休む神経)への切り替え。副交感神経(休む神経)から交感神経(がんばる神経)への切り替え。これらの作用がスムーズかそうでないか、レスポンスのことをいいます。
たとえば100メートルを全速力で走ったり、出会いがしらで人とぶつかりそうになった時は誰でも呼吸が早くなります。この体の作用は自律神経を構成する交感神経(がんばる神経)が優位になることで呼吸が早くなる。
いってみれば、ごく普通の体の作用です。
ところが自律神経機能が低下をすると、全速力で走らなくても人とぶつかりそうにならない時でも何らかの影響によって緊急性を感じ、交感神経(がんばる神経)が過剰に働いてしまいます。この作用を自動車で例えるとアクセルペダルを踏みこんでいないのに勝手にスピードがあがる誤作動。
過換気症候群で一例をあげると、静かな環境でリラックスしているのにも関わらず、突然呼吸が早くなる。