【ダイキン】2022年度 省エネ大賞で『Saravia』が「経済産業大臣賞」を受賞
3.省エネ事例部門「省エネルギーセンター会長賞」受賞 「既存工場の陽圧化及び給排気バランス改善で実現した省エネ取り組み」
築32年の工場において大がかりな設備投資をすることなく、快適性と省エネ性を両立させた事例です。給排気量の最適化により工場空間を陽圧化することで、外気の過剰な流入を抑え、夏場と冬場の工場内の温度をそれぞれ6℃以上改善しました。また空調機の運用改善も行ったことで、空調エネルギーを約26%削減することに成功しています。
受賞製品・事例の詳細
1.製品・ビジネスモデル部門「経済産業大臣賞」受賞 「ZEHに最適な除湿機能付き外気処理換気システム『Saravia(サラビア)』(SVHJ125Z)」
建築物省エネ法改正による新築住宅の高気密・高断熱化やZEH化に伴い、全熱交換器を使用する換気は今後急速に普及すると予想されます。住宅性能を向上させると、冬場は暖房にかかる消費電力が削減でき快適性も向上します。一方で、夏場は室内で発生する湿気がこもりやすく、また湿気を含んだ外気が全熱交換器を通って入ってくるため、エアコンの除湿運転にかかる消費電力が増加しやすい傾向にあります。そこで当社は全熱交換器の機能向上に着目し、外気を取り入れる際に機内に搭載したヒートポンプ熱交換器で除湿(外気処理)