2024年4月19日 08:00
岡田准一、Netflixシリーズ『イクサガミ』で主演 P&アクションプランナーを兼任「僕の身体が無事だったらとんでもない作品に」
その後に今村先生にお話を伺ったのですが、「小説と映像で想いが一緒であれば問題ない。藤井監督たちが思う『イクサガミ』を届けてください」という優しい言葉をいただけて、安心して「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤しながらも自由に書かせていただきました。
今村:僕からすると「原作ではこうですがこう変更して大丈夫ですか?」と最大限配慮してくださって、真摯に向き合ってくださっているのが伝わってきたので、何の心配もありませんでした。小説を書いた身としても「ここは映像では違う風に表現した方が届きやすいだろうな」と思っていましたし、その見せ方については藤井監督や岡田さんのチームを信じていました。脚本も読ませていただきましたが、率直にすごくよくできていると感じました。小説と変えている部分も、映像ならではの視覚的にハラハラさせる演出が加わっていて面白かったです。
岡田:何回本打ち(脚本の打ち合わせ)を行っただろうか…というくらい改稿を重ねましたが、藤井さんが最後に綺麗に直してくれて、どんどんキャラクターに心が通っていきました。海外も視野に入れている以上、キャラクターの作り方もこだわった部分の一つです。