2024年5月14日 15:07
さだまさし、デビュー50周年を経ても「初演はやっぱり緊張する」 「関白宣言」「案山子」初披露時のエピソードも告白
「関白宣言」「案山子」初披露時のエピソードを告白したさだまさし (C)ORICON NewS inc.
シンガー・ソングライターのさだまさし(72)が14日、都内で行われた『60歳からのRSウイルス感染症予防啓発プロジェクト』アンバサダー就任発表会に出席し、同プロジェクトのために書き下ろした新曲「Believe」を初披露した。
演奏前には「初演ってね、めちゃめちゃ緊張するんです」と苦笑い。「あの歌を初めて歌ったのはだいたいいつ頃…っていうのは忘れない」と言い、「『関白宣言』は大分で作ったんだけど、その日のコンサートで歌う勇気がなくて翌日の宮崎で初めて歌ったなとか、『案山子』は金沢の当時厚生年金会館という会場で歌ったなとか。大切な歌っていうのは忘れないです」としみじみ振り返った。
この日のイベントで初披露する「Believe」も「きっと忘れないでしょうね」と言いながら、「僕らの作る歌っていうものと、薬屋さんが作る薬は同じ。誰かのためにならないかなという願いがある」と力を込めた。
「誰にも効く魔法の薬というものはなかなかないわけですから、折れてしまうこともあるし、がっかりすることもあるんです」