2024年5月19日 21:00
『光る君へ』振り回された花山天皇の人生 本郷奏多「もっと境遇が違えば…」【君かたり】
大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK
大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、花山天皇を演じる本郷奏多の声を紹介する。
――花山天皇を演じきって
天皇に即位する前からそして退位して、出家してっていうところすべて演じましたけど、なんか常々周りの人たちに振り回されてしまっているなという感じで、きょうとかもそうですし、終わったところもそうですし、若くして天皇になってしまったがゆえに、いろんな人に振り回された人生だったなと思いますかね。
――『光る君へ』の花山天皇について
もっと境遇が違えば、たぶん全然違った立ち位置になっていた人だと思うので、最愛のよし子を失ってから徐々に徐々にいろんなものが崩れていってしまって、でもそこがなんか…。だからこそ花山天皇にちょっとかわいそうだなと感情移入できるところだと思うので、共感できる部分は難しくてあまりないかもしれないんですけど、でも常に人に利用されたり、ひどいことをされたりみたいなところが多々あったので、そこは同情できるように、というか組み立てていった感じですかね。