と見どころを語った。鉄彦の父を演じた古館は、「普段はピンポイント俳優ですが(笑)、今回は“いい男”役で、割とたくさん出ています」と笑いを誘っていた。
2011年の初演直後から映像化に奔走した入江監督は、「舞台を見て、率直に傑作だと思いました。舞台と映画では表現が違うので、脚色した部分もあるが、当初感じた『傑作だ』という感触に何とか近づけたかった」と格別の思い。前川氏は「SFですが、描いているのは人類の葛藤」と語り、「舞台から映画になり、今や完全に親離れし、立派に独り立ちした」と感無量の面持ちだった。
『太陽』
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取材・文・写真:内田 涼
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