くらし情報『看板演目の「サロメ」で開幕!“世界最高のオペラ”ウィーン国立歌劇場、通算8度目の日本公演』

2012年10月15日 13:31

看板演目の「サロメ」で開幕!“世界最高のオペラ”ウィーン国立歌劇場、通算8度目の日本公演

という。「サロメ役のグン=ブリット・バークミンは、新しい『サロメ』を素晴らしい歌と演技で表現できる人。またヨカナーン役のマルクス・マルカルトは我々の劇場とドレスデン国立歌劇場に定期的に出演しています」と、同劇場の看板演目である『サロメ』に抜擢した歌手たちを紹介した。

続いて、ペーター・シュナイダーは「私自身の初来日も1986年のウィーン国立歌劇場の日本公演。ドイツとオーストリア以外だと、指揮回数は日本が一番多いと思います。最近も新国立劇場で『ローエングリン』を振ったばかり。またウィーン国立歌劇場と一緒に帰ってこられて嬉しい」と語る。また急遽代役を務める『サロメ』について「来年2月にもウィーン国立歌劇場で振る予定。
ここのオーケストラは私がどう指揮したいか、よく分かってくれるので、リハーサルも非常に上手くいきました」と自信のほどを窺わせる。

記者会見の前に行われた『サロメ』公開リハーサルでは、同作がウィーン国立歌劇場の看板演目であることを改めて証明するようなステージに。オペラ界の重鎮シュナイダーによる安定感抜群のタクト、世界最高のオーケストラが奏でる極彩色豊かな官能の響きにのせ、主役のバークミンが常軌を逸した狂気性と純真な少女性を併せ持つサロメを演じ、観客から熱い拍手が贈られた。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.