くらし情報『溝端淳平、「感じたまま」変拍子の世界観に挑む』

2015年9月25日 16:55

溝端淳平、「感じたまま」変拍子の世界観に挑む

溝端淳平、「感じたまま」変拍子の世界観に挑む
寺山修司の戯曲『レミング~世界の涯まで連れてって~』が12月、主演に溝端淳平を迎え、松本雄吉(〈維新派〉主宰)の演出で東京芸術劇場プレイハウスにて再演される。2013年に松本と天野天街(〈少年王者舘〉主宰)によって上演台本化され、松本の演出でPARCO劇場にて初演された本作は、寺山の豊潤な言語感覚と、独自のリズムと身体表現で壮大なドラマを立ち上げる松本の手法が見事に融合し、高い評価を得た。松本は「一般には難解なイメージを持つ寺山作品を、高みから引きずりおろしたような舞台になって面白かったですね。たぶん寺山さんは喜んでくれたと思いますよ」と笑いながら当時を振り返る。

舞台『レミング~世界の涯まで連れてって~』チケット情報

舞台上に広がるのは、さまざまな人が行き交う都市の風景だ。その片隅で暮らすコックのタロとジロ。下宿の部屋の畳の下にはタロの母親が住んでいる。ある日、下宿の仕切り壁が消え、彼らの部屋に“都市”が続々と流れ込んで……。
イメージの連なりのようなシーン展開が、いつしか現代に生きる若者の抱える閉塞感、焦燥感などを映し出していく。

「寺山さんのきれいな言葉と松本さんの演出が溶け合って、これまで見たことのない世界が展開されていました。

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