くらし情報『コロナ禍の2020年に愛を歌い上げる、『RENT』製作発表レポート』

2020年10月9日 18:50

コロナ禍の2020年に愛を歌い上げる、『RENT』製作発表レポート

コロナ禍の2020年に愛を歌い上げる、『RENT』製作発表レポート

1996年にオフ・ブロードウェイで初演されて以降、世界各国で熱狂的ファンを多く持つ人気ミュージカル『RENT』の製作発表会見が10月8日、都内で開催された。シアタークリエでは2008年から上演を重ね、今回は3年ぶり6度目の上演。会見は花村想太、平間壮一、堂珍嘉邦、甲斐翔真、遥海、八木アリサら、20名のキャストが登壇。登壇者はマウスシールドを着用し、会見の模様はYouTubeで生配信されるなど、withコロナの時代らしい会見ながら、ピースフルで愛に溢れた内容で、しっかりと『RENT』の世界観を伝えた。

作品は20世紀末のNYを舞台に、家賃(RENT)を滞納するような貧困やドラッグ、HIV、セクシャルマイノリティといった社会的痛みに直面した若者たちが、時にぶつかりながらも愛しあい、夢を追いかける物語。オーディションを勝ち抜いて出演を掴み取ったキャストたちは、RENT出演経験のある者から初舞台の者まで、キャリアの差はバラバラなれど、それぞれが口々に作品に対する愛を語る。ビデオ・アーティストのマークを演じるのは花村想太と平間壮一。普段Da-iCEのメンバーとして活躍する花村はこれが初ミュージカル、対して平間はマーク役初挑戦ながら別の役柄で過去2回本作に出演している。

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