くらし情報『松山ケンイチ「自分の中でも消化しきれない」 舞台『hana-1970、コザが燃えた日-』開幕へ』

2021年12月24日 18:00

松山ケンイチ「自分の中でも消化しきれない」 舞台『hana-1970、コザが燃えた日-』開幕へ

松山ケンイチ「自分の中でも消化しきれない」 舞台『hana-1970、コザが燃えた日-』開幕へ

撮影:宮川舞子


松山ケンイチが主演する舞台『hana-1970、コザが燃えた日-』の記者会見が2021年12月23日に行われ、長男ハルオ役を演じる松山ほか、ハルオの弟アキオ役を演じる岡山天音、ハルオとアキオの母親・おかあ役を演じる余貴美子が出席した。

来年で沖縄返還50周年を迎えるが、本作では1970年12月に発生したコザ騒動を背景に、現地の米兵向けバーで起きた、“家族”の物語を描く。本作の演出は栗山民也、脚本は畑澤聖悟が務める。

松山と岡山は、稽古に入る前に沖縄へ取材に行ったという。その時の印象について松山は「コザ騒動自体、名前は知っていたんですけど、そこに行き着くまでの沖縄の人たちの感情や想いみたいなものは、やっぱり行かないと分からないんですよね。現地に行っていろいろ方とお話をさせていただいて。日本に対しても、アメリカ人に対してもすごく怒りがあった。いろいろ話を聞いて驚いたし、今でも自分の中で消化しきれない何かがずっと残っています」と話した。


岡山は「実際渦中にいた方から『ここでこういうことがあって』というお話を聞きながら街を回ったのは非常に印象的。やっぱり舞台をやる上で、その体験が今も力になっている」

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