くらし情報『演出・小林且弥×主演・安西慎太郎のタッグ、新作『象』でリベンジ』

2022年3月23日 17:34

演出・小林且弥×主演・安西慎太郎のタッグ、新作『象』でリベンジ

演出・小林且弥×主演・安西慎太郎のタッグ、新作『象』でリベンジ

撮影:川野結李歌


俳優の小林且弥が初めて舞台演出を手がけ、主演に安西慎太郎を迎えて4月に上演される『象』。新たな挑戦を前にした小林に加え、彼と長い付き合いで共演経験が豊富な安西に話を聞いた。

コロナ禍で廃業を余儀なくされたサーカス団における“最後の一日”を描いた本作は、映画監督でもある齋藤孝が脚本を担当した。養護施設で育ったクラウン見習いの主人公・松山悠太役を安西が務め、アクロバットの才能にあふれるも生意気な後輩・苫坂光役を菅原健が演じる。キャストは他に鎌滝恵利、伊藤裕一、伊藤修子、木ノ本嶺浩、大堀こういちの名も並ぶ。

実はこの小林演出・安西主演タッグによるプロジェクト、2020年8月に向けて別の作品で走り出していた企画だった。しかし新型コロナウイルス感染症の流行で公演延期に。満を持しての“リベンジ”に安西は「今度こそ必ず、という想いがあります」と意気込み、小林も「舞台芸術は社会情勢と密接に繋がっていると痛感したからこそ、コロナ前より“意味”がもうひとつ乗っています」と続く。


演出はプロデューサーからの提案で「自分からやらせてください、と言ったわけではないんです」と控え目な小林。しかし歳を重ねるうち、内面に変化が生まれたという。

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