くらし情報『片岡愛之助&戸次重幸「至近距離の豪速球キャッチボール楽しんで」』

2022年6月8日 16:50

片岡愛之助&戸次重幸「至近距離の豪速球キャッチボール楽しんで」

片岡愛之助&戸次重幸「至近距離の豪速球キャッチボール楽しんで」

片岡愛之助・戸次重幸らが出演する『奇人たちの晩餐会』が、東京・世田谷パブリックシアターで6月7日に開幕。同日昼に報道陣向けのゲネプロと囲み取材が行われた。

フランス喜劇の代表的な脚本家フランシス・ヴェベールが1998年に発表し、同年ヴェベール自身の監督・脚本によって映画化もなされた本作。自ら選んだ風変わりなゲストを仲間内で紹介しあい、裏で“キング・オブ・馬鹿”を決めるディナーに興じる底意地の悪い編集者ピエール(戸次)が、変わり者のフランソワ(愛之助)に振り回され、人生最大のピンチを迎えるシチュエーションコメディだ。今回の上演版では、山田和也が演出を手がける。

ピエールが『奇人たちの晩餐会』の同伴者に選んだのは、30万本以上のマッチ棒で巨大な模型をつくる趣味を持つ税務署勤めのフランソワ。しかしピエールはこの“ディナー”を前に強烈なぎっくり腰に見舞われてしまう。さらにピエールの悪趣味に愛想を尽かした妻クリスティーヌ(水夏希)からは留守電で別れを告げられ──。


その場に居合わせたフランソワはピエールに救いの手を差し伸べるも、すべて裏目に出て彼をどんどん窮地へ追い込む。ピエールがピンチに陥っても自作の模型愛をまくし立てるなど空気の読めないフランソワを、愛之助は持ち前のやわらかい物腰で造形。

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