2022年10月27日 12:20
ハローキティら日本の“カワイイ”を紐解く「サンリオ展」
巨大ハローキティのフォトスポット(C)2022 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. SP630002
ハローキティやマイメロディをはじめ、実に450以上ものキャラクターを生み出し、2020年には創業60周年を迎えたサンリオ。その歴史=日本の“カワイイ”文化の歩みを紐解く史上最大規模の展覧会「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」が、京都市京セラ美術館にて開催されている。
「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」チケット情報
まず、本展のシンボル・アートである約4mもの『Unforgettable Tower』(増田セバスチャン作)に出迎えられ、サンリオの歩みを5章に分けて追う展示内容に。創業当初は水森亜土ややなせたかしら外部のイラストレーターを起用したグッズ作りや出版業にも力を入れていたという原点に触れながら、最初のオリジナルキャラクター・パティ&ジミーなど、数々のキャラクターを深掘りする。キャラ誕生に至る背景からは、当時のスタッフたちの情熱がひしひしと感じられることだろう。特に数多く残るマイメロディの原画は、そのデザイン性の高さと普遍性に驚かされるに違いない。