2018年12月8日 11:50
片付けがはかどる「魔法の言葉」って?【前編】心理学を応用した片付け習慣・その20
- プランA…3つの工場のうち、確実に1つの工場と2,000人の従業員を救える。
- プランB…3つの工場のうち、すべての工場と6,000人の従業員を救える確率が1/3の確率である。しかし、2/3の確率で工場も従業員もまったく救えない。
悩ましいですね。答えは決まったでしょうか?
それでは、もし選べるプランが次の2つだった場合はどうでしょう?
- プランA…3つの工場のうち、確実に2つの工場と4,000人の従業員を失う。
- プランB…3つの工場のうち、すべての工場と6,000人の従業員を失う確率が2/3である。しかし、1/3の確率ですべての工場と従業員を救える。
それでは、種明かしです。
■ 同じ内容でも感じ方が異なる!考え方ひとつで行動が変わる理由。勘の良い方はお気づきかもしれませんが、最初の選択肢と次の選択肢は理論的にまったく同じことを言っています。
Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)
- プランA…確実に1つの工場と2000人の従業員を救えます(=確実に2つの工場と4000人の従業員を失う)。
- プランB…1/3の確率ですべての工場と従業員を救えます(=2/3の確率ですべての工場と従業員を失う)。