2016年1月23日 20:00
その案は3秒で説明できる?ひっくり返した企画を納得させる方法
■わざわざ奇をてらう必要は全くない
奇をてらったことや、エッジの効いたことには、たしかに人を惹きつける力があるでしょう。
著者もそれは認めていますが、しかし、行き過ぎると危険だともいいます。なぜなら、それは限られた人にしか受けなくなってしまうから。
だからこそ、もしも今後広めたい企画や活動があるのだとしたら、内容を3秒できるか試してみるべきだと著者。
難しければまだ熟考の必要があるということですし、3秒でわかりやすく説明できたとしたら、これからブームを起こすためのひとつの条件がクリアされたといえるそうです。
*
本書を語るに当たって重要なポイントは、ここに書かれていることが、決して特別な人にしかできないことではないということ。柔軟な発想力さえ持つことができれば、誰にでも応用できることなのです。(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※寺井広樹(2015)『企画はひっくり返すだけ! 「離婚式」「涙活」を成功させたぼくのアイデア術』CCCメディアハウス
結婚前に“無断で”二世帯住宅にリフォームした義両親!?過干渉な日々に…⇒周りが「関わりを断ち切りたくなる」女性の特徴