くらし情報『肺腺がんを告白。青木さやかさんインタビュー#1「私自身は元気ですし、がんと言われることが不思議でした」』

2021年7月20日 23:00

肺腺がんを告白。青木さやかさんインタビュー#1「私自身は元気ですし、がんと言われることが不思議でした」

その影が大きくなったりするとがんの可能性が高いとのことで、定期的に検査を受けることになりました。数年たって“肺の影のようなもの”が大きくなり、がんの可能性が高いと言われました。

――“がん”という言葉を聞いたときには、どのようなお気持ちだったのでしょう?

青木さん両親と母方の祖父ががんで亡くなっているので、自分ががん家系だという意識はありました。ただ、私自身は元気ですし、自分ががんと言われることが不思議でしたね。

――お医者様に「がんの可能性が高い」と言われ、すぐに手術となったのでしょうか?

青木さんいえ、どのような選択をするかは私自身が判断するんですね。私の場合は3人のお医者さんに診断してもらい、そのうちの2人は「手術をしたほうがいい」とおっしゃいました。でも、もう1人の先生は「ねずみを鉄砲で撃つようなもので、手術をするほうがリスクが高い」というご意見でした。私のがんは初期のもので、命を脅かすような状態ではなかったんです。
ですから、定期的に観察をして大きくなったら手術をするという選択肢もありました。

悩んだ末に手術という治療法を選んだ

――それでも手術を選んだのはなぜなのでしょうか。

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