くらし情報『「病気の可能性も…」40代なのに生理で大量出血!閉経が近いはずなのになぜ?【医師監修】』

2022年6月14日 03:40

「病気の可能性も…」40代なのに生理で大量出血!閉経が近いはずなのになぜ?【医師監修】

生理で大量出血しているイメージ


40代になったら生理が軽くなるかな……と期待する人もいるでしょう。しかし、産婦人科医・漢方内科医の駒形依子先生によれば、更年期世代でも大量出血を訴えて受診する人がいるそうです。大量出血したときの受診の目安や貧血の予防法を聞きました。

教えてくれたのは…
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。

★関連記事:「生理中に大量出血」貧血を起こして倒れ、嘔吐に腹痛も。
原因は…【体験談】

まずは病気、次にホルモンバランスの崩れを疑って

ホルモンバランスの崩れ

40代での大量出血は、疾患の可能性もあります。40~50代で子宮筋腫など婦人科疾患を持つ方が増えてきますが、更年期により症状が助長されることがあるからです。ですから、まずは検査をして問題ないことがわかったら、ホルモンバランスの崩れを疑います。

ホルモンバランスが崩れると、厚くなった子宮内膜を維持できなくなったり、ちゃんと厚くすることができなくなったりすることから、少量の出血が長く続いたり、一度に大量出血したりすることがあります。

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