2022年11月3日 03:40
日本の失明原因の1位である「緑内障」。眼圧が正常値でも要注意!?【医師監修】
(田辺先生)
どのような手術をおこなうのでしょうか?
「閉塞隅角緑内障は房水の流れが完全に止まってしまうので、レーザーで虹彩(角膜と水晶体の間にある膜)に穴を開けます。そうすることで房水の流れを復活させてあげます。
開放隅角緑内障では、線維柱帯を切開して房水の流れを促したり、別の排出口を作ったりします。レーザーで線維柱帯に穴を開ける方法もありますが、あまり眼圧が下がらないので基本的には外科手術をおこなうようにしています。
レーザーでの治療は片目約3万円で10〜15分と短時間の施術なので日帰りでできますが、手術の場合は入院することになります。手術費用は約8〜10万円です」(田辺先生)
まとめ
緑内障の約7割が正常眼圧緑内障だといわれています。田辺先生いわく、40歳を過ぎたら1度は緑内障の検査をしたほうがいいとのこと。目は大切なものですから眼圧が正常だからといって安心せず、眼科でしっかりと検査してもらったほうがいいかもしれませんね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。