2023年3月21日 23:10
「お世話になりました」右胸の全摘手術、ホルモン療法開始から1年がたち #乳がん絵日記 46
乳腺外科で結果を見ながら診察をしてもらうのですが、時間に余裕があったため、ホルモン療法で半年に1回注射しているリュープリンを打ってもらいに行きました。
検診の結果、左胸のマンモグラフィーに異常はないということでした! 腫瘍マーカーというがんの有無を確認する検査もおこなったのですが、そちらも問題はありませんでした。
診察の最後、主治医の先生が産休に入りこの病院には戻ってこないということを聞きました。
乳がんの疑いがあるときからずっとお世話になっていた先生だっただけに、思わず涙が……。
1年3カ月もの間、私と一緒に闘病してくれた先生には感謝しかありませんでした。
2021年4月にホルモン療法を開始した私。そこから1年間は体や心にいろいろな変化がありました。
ホルモン療法では女性ホルモンであるエストロゲンの生成を抑えるため、この1年で一気に老化が進んだ感覚がありました。ホットフラッシュや関節痛など更年期症状に悩まされるようになり、生活の質が下がってしまったように思います。
もちろん、ホルモン療法はがんの再発を予防するために必要な治療なので、ある程度副作用があることは承知しているですが……つらいと感じることもたくさんありました。