くらし情報『「マスクしていても苦しくない」は酸素不足の状態!? 更年期症状を改善する呼吸法とは【医師監修】』

2023年3月8日 03:10

「マスクしていても苦しくない」は酸素不足の状態!? 更年期症状を改善する呼吸法とは【医師監修】

(駒形先生)

特に肺呼吸は「上に上がったものを下に下げる」効果が期待できるので、血流が脳の付近に集まることで起こりやすいホットフラッシュやイライラ・不安といった感情面の不調がある人は試してほしいとのことです。

さらに肺呼吸の効果を高める「横隔膜はがし」

横隔膜はがし


横隔膜はとても大事な器官ということはわかりましたが、そもそも横隔膜とはどこにあって、どんな働きをするのでしょうか。

「横隔膜とは、胸(胸腔)とおなか(腹腔)の境目を作る膜状の筋肉のことで、肋骨の下縁に沿って位置しています。横隔膜は息を吸うと下がり、息を吐き出すと上がるように動くことで呼吸をおこなっています。ところが、横隔膜がストレスなどでかたくなると、肺呼吸がスムーズにいかないことがあります」(駒形先生)

そこで試してほしいのが横隔膜マッサージ。横隔膜をほぐすことで肺呼吸の効果が高められるそうです。方法を教えていただきました。イラストも参考にしてみてください。


横隔膜マッサージの方法
①あお向けになり両ひざを立てて、肋骨の一番下に人差し指から小指までの4本の指をぐーっと入れる。

②肋骨に沿ってやさしくほぐす。

横隔膜マッサージはできるときにして、できなければ肺呼吸だけでもOKとのことです。

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