2023年10月25日 02:40
「首に腫瘍がありますが…」めまいと頭痛で受診すると医師からまさかの打診が!
すると、今度は5分もしないうちに、最初に診察してくれた医師が現れました。そして、開口一番「甲状腺ホルモンの数値に問題はありませんでしたよ」と、血液検査の結果を告げたのです。エコー検査をしている間に血液検査の結果も出たとのこと。その診断にひとまず安堵しました。
しかし、安心したのもつかの間、エコーで首筋を確認し始めた医師から「首に小さな腫瘍(しゅよう)がありますが検査しますか?」と、思いがけない質問を投げかけられました。先ほどの看護師さんが繰り返しエコーを動かしていた箇所に、小さな腫瘍があるというのです。
そんなものがあると想定していなかった私は、心拍数が上がるのを感じながら「お願いします」と返答し、腫瘍の組織を注射で採取する検査をさらにおこなうことになりました。
検査結果は1時間後に…ドキドキが止まらない
組織の採取は、針を刺す瞬間にチクリとしたもののすぐに終わり、首元に出血止めのテープを貼って終了でした。
長かったエコー室での検査を終えて部屋を出ると、患者でにぎわっていた待合室にも空席が目立ち始めています。空いている席に腰かけると、先ほど医師から聞いた「腫瘍」という言葉が、繰り返し脳裏に浮かんできました。