くらし情報『【子育てパパ・ママのための、お金の習慣】消費税10%時代の『キャリア&マネー』 人生の設計図を描くのはあなたで』

2014年5月1日 00:00

【子育てパパ・ママのための、お金の習慣】消費税10%時代の『キャリア&マネー』 人生の設計図を描くのはあなたで

予算の9割でやりくりしよう!

みなさんに取り入れてほしい習慣は、次の3つです。

  1. 予算の1割を取り出し、封筒等に入れて保管しておく
  2. 残りの9割を日数で割り、あらかじめ決めておいた期間分のお金を財布に入れる
  3. レジで買い物をするたびに、いくら残っているかをチェックする
予算から差し引いた1割のお金(1.)は、予備費です。税込価格だと思って、税抜価格の商品を買ってしまった場合、想定した以上に財布の中のお金の減りが早くなります。そのときの補填用として、取り分けておくのです。1.を差し引いた残りのお金をその月の日数で割り、1日あたりの予算を出します(2.)。1週間単位で管理したいなら「日割り予算×7日」を、10日単位なら10日分を財布に入れてやりくりします。レジでお金を払うときに、いくら残っているかを数えておくと、衝動買い等を抑えることができます(3.)。

たとえば、毎月5万円を食費の予算とすると、5,000円を別の袋に入れておきます。
残った4万5,000円を30日で割っていくと、日割り予算は1,500円。1週間単位で管理したい場合には、1,500円×7日=1万500円を財布に入れて、お金を払うたびに「あといくら使えるか」をチェックします。たったそれだけのことです。

「あといくらかをチェックする」ことと「予算の9割でやりくりする」ことで、支出をコントロールする習慣が自然と身につき、衝動買いや安物買い等の小さな浪費が防げます。また、補填が必要なときには、最初に取り置きしていたお金を使えばいいのです。

予算の9割でやりくりするからといって、安く買おうとお店をハシゴしたり、特売につられて買い物をしたりしてはいけません。限られた予算であなたと家族を最大限に満たしてくれるものは何か、そういった視点で買い物をしましょう。

特に働くパパ、ママにとって、プライベートの時間は貴重です。
節約のために時間を割いても、家計収支全体においては、それほど大きなプラス効果は生まれません。家族との団欒や自分磨きに使ったほうが、収入アップにつながりやすいですよ。必要なものしか買わないと割り切ることで、支出コントロールは格段に上手になります。


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