2017年12月21日 12:30
不動産登記を行う司法書士の役割とは【不動産用語集】
身近な法律家「司法書士」とは
司法書士とは、一般的に不動産売買時や会社設立時に必要となる『不動産登記』を行うスペシャリストといった認識があります。
司法書士の主要業務には、大きく分けて以下の5つが挙げられます。
登記業務(不動産、会社設立など)成年後見に関する業務相続・遺言に関する業務債務整理に関する業務裁判業務私たち一般消費者が司法書士と関わる機会は少ないのですが、実は人生で重要な場面でお世話になっているのです。
たとえば「1.登記業務」なんかは、その最たる例といえるでしょう。司法書士が私たちの生活をどのようにして支えてくれているのか、具体的にみていきましょう。
司法書士の役割とは
登記とは
上記1で挙げた登記業務(不動産)は、私たちの生活を支えてくれている良い例といえるでしょう。
不動産登記とは、土地や建物の「物理的な状況」や、その不動産が誰から誰に移ったかなどといった「権利の変更」を、法務局の登記簿に記録し、国民に広く知らせる制度のことをいいます。
司法書士は上記でいうところの「権利の変更」に関する登記申請を、私たちの変わりに行ってくれます。
なぜ代わりに申請してくれるのでしょうか。