くらし情報『部屋の造りそのものが文化財とも言える京都吉兆 嵐山本店の座敷「待幸亭」の改修がスタート』

2022年11月22日 10:00

部屋の造りそのものが文化財とも言える京都吉兆 嵐山本店の座敷「待幸亭」の改修がスタート

株式会社 京都吉兆(京都市右京区 代表取締役社長:徳岡邦夫)は、嵐山本店の座敷「待幸亭」の改修を行い、2023年春には新しい部屋としてお目見えします。その改修がこの度スタートしたことをお知らせいたします。

部屋の造りそのものが文化財とも言える京都吉兆 嵐山本店の座敷「待幸亭」の改修がスタート

嵐山本店 座敷「待幸亭」
部屋の造りそのものが文化財とも言える京都吉兆 嵐山本店の座敷「待幸亭」の改修がスタート

現在の嵐山本店 座敷「待幸亭」

■座敷「待幸亭」とは
松下幸之助より譲り受け、湯木貞一のもてなしの心を加え、
京都吉兆の座敷となった「待幸亭」

「待幸亭」は、明治初期に建築された旧染谷寛治別邸で、現在のパナソニック創業者、松下幸之助が譲り受けた「真々庵」の書院の部屋を、更に湯木貞一が譲り受けて、1962年に嵐山に再築された部屋です。寺社仏閣のように縁側の屋根の角に柱がなく、屋根から梁を釣った珍しい造りになっています。また、縁側は、松の木の一枚板で造られており、現代では再現が不可能だと言われています。
湯木貞一は、遠州流茶道の祖・小堀遠州の色紙を飾るのにふさわしい部屋として、色紙の歌「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの 御幸待たなむ」にちなみ「待幸亭」と名づけました。天皇がお越しになること=「行幸」を待つ、最高の方をおもてなしするための書院造りの部屋となっています。

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