GSアライアンスの発表論文が、英国王立化学会のRSC Sustainabilityの表紙に採択
商品によっては、石油系材料を一切含まない、100%天然バイオマス材料由来の製品も開発しました。
これらの植物、天然バイオマス由来の化学製品は、植物が成長過程において大気中のCO2を吸収するので、廃棄時にもカーボンニュートラルに近づくと言えます。一方で、生産時には、CO2が発生するので、再生可能エネルギーを用いた生産体制を整えるなどの努力も必要です。
必要となる製品強度、コストなどの面で、石油由来の化学製品と比較して課題が残るものの、できるだけ、石油由来の化学製品を植物、天然バイオマス由来の化学製品に置き換えていく、というコンセプトに戻づいて、研究開発しています。
同社が開発している、最近、特に注目されている製品として、例えば植物、天然バイオマス由来の生分解性樹脂製ネイルチップがあります。国内外を見回してもこのようなユニークな環境に優しいネイルチップは、他にあまり例がありません。海外メディアからも注目されており、最近は、欧米向けにサンプル出荷が少しずつ増えてきています。他にも、天然バイオマス由来のマニキュア、除光液、ネイルチップ用グルーなど、ネイル関連の製品をすべて、天然バイオマス由来で製品化しています。