2023年6月2日 09:00
京都・東福寺 光明院にて7/1(土)より開催するアート畳の個展 寺紋に合わせて作った「鶴の畳」やダンスイベントの詳細情報を発表
東福寺個展
デザイン畳
「アート畳×ダンスパフォーマンス」
7月1日のオープニングではダンサー 森崎 真帆と金澤 萌美によるダンスパフォーマンスをおこないます。(プロデューサー:湯川 史樹)
「鶴休飲水図」の展示では[外部空間と内部空間の接続]、そして[時によって変化する美]をテーマにして作品を作りました。ダンスパフォーマンスでは、さらにその空間に動きを与えて鑑賞者の視線を、三次元的に操作することを目的として演技を練っています。
通常のステージとは違い今回のステージでは、背景が抜けて庭園が見えていたり、床面がメインデザインとなっています。ダンスを楽しんで頂くだけではなく、ダンサーによって作り出された奥行き感や、平面感、空間そのものの変化をお楽しみ下さい。
また、作品のモチーフである二羽の鶴は特定の場所から見ると、白色と黒色(緑色)の鶴に見えます。しかし上記で述べた通り、鑑賞者の位置が変わると二羽の鶴の色が同色に見えたり、色が反転して見えたりもします。物自体は変化していないのに鑑賞者の立ち位置、時間(時代)によって作品の見え方は大きく変化していきます。
これは争い合う人間にもお互いの正義があるように、その立ち位置によって見え方が変わってくる論理と非常に似ていると言えます。