2023年10月12日 11:00
取手市、子どもたちの食への関心を高めるICT×食育授業を実施 テレプレゼンスロボットで給食室を模擬探検!
取手市教育委員会では、子どもたちへの食への興味や関心、理解を深めるためさまざまな取り組みを行っています。
このたび、公益財団法人パナソニック教育財団の助成により、取手市立取手西小学校で、最新のICT機器を活用して学校給食に関連付けた生活科の授業を実施しました。
給食室で稼働するkubi(左)と揚げパンを仕分ける調理員(右)
■給食室模擬探検授業の概要
給食室模擬探検授業は、9月27日(水曜日)、取手西小学校(取手市稲70)で実施されました。
給食調理を観察する児童と工程を説明する学校栄養士
授業では、給食室に設置した「テレプレゼンスロボット(※1)」と呼ばれるICT機器(kubi ※2)を、教室にある数台のタブレットとつなぎ、大型提示装置にも同じ動画をうつしだします。教室にいる児童が「kubi」を遠隔操作し、調理が進む給食室の状況をリアルタイムで観察します。
タブレット端末から給食室の様子を観察
栄養士による映像解説や現場にいる調理員とのオンライン交流によって、自身が食する給食に、より深い理解と関心を持てるよう促します。
さらに、給食後の食器洗いや片付けの状況もリアルタイムで観察しました。