2016年3月20日 14:00
広告代理店・ワイデン アンド ケネディが大事にする“ブランドボイス”とは?
はせがわ・とうた英国でアートを学び、ソニー(株)デザインセンターなどを経て、2000年よりロンドンを拠点に活動するクリエイティブ集団TOMATOに所属。TOMATOの活動の傍ら、‘11年より「ワイデン アンド ケネディ東京」エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターとしても活躍。英国と日本を行き来する日々。
運命の出会いはいろいろなところにある?マッチングのプロが考える“出会い”のメカニズムとは一体どんなものなのでしょうか。
長谷川踏太さんが所属する「ワイデン アンド ケネディ 東京」(以下、W+K)は、広告代理店ながら、独自の手法で企業と消費者の出会いを創り出していく会社。
「例えば、ある企業のイベントを依頼されても、W+Kでは即イベントの実施とはなりません。まずはそこで働くあらゆる人々への聞き込みからスタート。その企業が最も大切にしてきた核となるものを探し出し、それにぴったり合う言葉=“ブランドボイス”を見つけるんです。そのブランドボイスを元に、イベントの開催が本当にいま最適な方法なのか、ほかの可能性はないか、一から考え直し提案することもあります」
長谷川さんはなぜそこまでブランドボイスを重視しているのか。