2016年8月25日 10:20
【鈴木蘭々の開運旅行術】vol.2 恋に消極的な大人女子の恋愛運を占いで半強制的にUP!
や三国時代に活躍した諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)が戦に用いたと言われています。これが日本にも伝わったようで、『日本書紀』には天武天皇が奇門遁甲を使ったという記述があります。
蘭々さん:ずいぶん歴史があるんですね。
小野先生:そうなんですよ。あとは、都が奈良の平城京から長岡京を経て京都の平安京に移ったとき。あまり時間を置かずに二度も遷都をしているので、不思議に思って奇門遁甲で解いてみたらピタッと当てはまりました。
小野先生:平城京から見て平安京は凶方位に位置するので、あえて一旦、長岡京に移って凶意を打ち消し、そこから平安京を目指したと思われます。
その後、近代になってからも、政治や戦争の場面で奇門遁甲が使われていた形跡が見られるので、誰か使える人間が関わっていたんだなと考えています。
編集部:蘭々さんは、奇門遁甲に触れたことはありますか?
蘭々さん:話に聞いたぐらいですかね。なんとなく九星よりも細かいイメージがあります。
小野先生:覚えちゃうと九星より使いやすいですよ。
――古代中国、日本書記、遷都…小野先生の口から次々に飛び出すキーワード目を輝かせる蘭々さん。占い好きで歴史好き、とにかく勉強熱心な方みたいです。