すれ違いにマンネリ…必ず訪れる危機、恋愛先進国ではピンチをどう乗り越えている?【前編】
女友だちと会うときにはだいたい、「彼とは最近どう?うまくいってる?」と聞くのですが、相手が悩みを抱えている場合は別。そのセリフよりも前に「ねえ、ちょっと聞いてよ」とグチor相談モードになり、その場が「恋愛相談室」に早変わりします。
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バーやカフェにいるときは、バリスタさんやバーテンダーのお兄さんも相談に乗ってくれることがあるので、一人で考えていたときよりもずっと早く「これからどうするか」を決められることも多いです。
イタリアの人々を見ていると、恋愛関係でこじれてしまったときは「悩む時間は最小限、あとは行動あるのみ!」と前向きに動いていくのが早いように感じます。たとえ今の恋愛がダメになってしまっても、次の新しい恋のステップに踏み出していく行動力には、みている私のほうが元気づけられることも。そんな恋愛先進国の彼らから学んだ、ピンチを切り抜けるコツをご紹介します。
■1.すれ違い回避方法:不満や不安は一つだけぶつけてOK金融機関(全国転勤あり)で働く彼を持つ、とある知人がいます。つきあい出してから20年以上たっているのに、かなりのラブラブっぷり。
「つきあって10年くらいたったころ、別れる・別れないで大ゲンカしたことがあるのよ」と彼女から聞いたときは意外でした。
「そのころ、半年ごとに転勤を命じられるほど彼は激務を抱えていたの。会いたいときに会えないことがものすごいストレスで、彼にそれをぶつけてしまった。そうしたら向こうも爆発しちゃってね」と苦笑いした彼女。自分の頭を冷やすため、自分から半年ほど距離を取ったあと、「これからどうしていきたいか」をあらためて話しあい、復活が実現したそうです。