傘を持っていない人は大器晩成型? 傘から予想できるオトコの器

日本のように多湿な気候ではなく、梅雨もないというここイタリア。ぬれねずみになるほど雨がふることは少ないため、傘はあまり重要視されるアイテムではありません。

ある雨の日に知人宅のパーティへ行くと、傘を持っていない人がほとんどでした。

目次

・1.人に入れてもらう=社交的、でも誤解されやすい大器晩成タイプ
・2.安い傘を愛用=現実的だが熱い、早熟タイプ
・3.いい傘を持ち歩く=完璧主義の虎視眈々タイプ


ひとつの傘に入る男女

© michaeljung - Fotolia.com



ふだん雨の日はどうしているのかを聞いてみると「傘は持ち歩かない。必要なときは、その都度買う」「CDショップか本屋で雨宿りをする」「ぬれたままでいる」と、いろいろな回答がありました。

傘ひとつをとっても性格が透けてみえるものだな〜と、おもしろく感じたものです。

イタリアでも、持ち物にこだわる男性が少なくありません。一方、「持たない」「こだわらない」ことにこだわる人もいます。
こだわりに対する態度からは、本人の価値観や器量がにじみ出てくるものです。

ここでは、傘から「彼の器量」を予想する方法についてご紹介します。

1.人に入れてもらう=社交的、でも誤解されやすい大器晩成タイプ

アーティストの知人男性は、傘を持たない主義。雨の日に私が傘をさしていると、「僕も入れて〜!」と入ってきます。

彼の買い物に付きあったときのこと。お店で傘を見かけたので、「傘持っていなかったよね? プレゼントしようか?」と言ってみたところ、即座に却下されました。

「相手が初対面だったとしても、傘に入れてもらうことで、必ず会話が生まれるだろう? たわいのない話がほとんどだけど、そのなかからアイデアをもらうこともあるからね」というのが、彼の考えなんだとか。

彼の顔の広さはこういうところにあるのかもしれないな〜と妙に感心したのを覚えています。


「ぬれたら気の毒だから」という相手の気持ちにうまく入り込めるうえ、相手との距離をちぢめることにもたけている、このタイプ。多くの人付きあいをへて、大器晩成する可能性を秘めています。

反面、「断られたらどうしよう」とは考えない傾向にあることから、相手の心をくみとる力はやや欠けているよう。誤解されやすい一面もあります。

いざ付きあってみると人なつっこい印象とは裏腹に、内面は意外と冷めているのに気づくことも多そうです。女性側の包容力が必要とされるため、付きあう場合は慎重に進めましょう。


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