2016年12月16日 18:00|ウーマンエキサイト

10組中3、4人の妻は離婚したい? 栗原達也の結婚・離婚の相談~その2~

こんにちは。栗原達也(くりはらたつや)です。

第2回目の今回は、離婚の相談についてお話します。

10組中3、4人の妻は離婚したい? 栗原達也の結婚・離婚の相談~その2~

(c) nd3000 - Fotolia.com



離婚の相談は、圧倒的に女性からが多い。

世の中のデータにもあると思うけれど、10組の夫婦がいたとして、そのうちの3人か4人の妻は、「いつか別れよう」と思っているらしい。

「思っている」ということだから、実際に別れるかどうかは別の話だ。

それくらい、女性のほうは「ほかの人生」について、または「ひとりになること」について、つねに考えているということ。

これは、女性が共働きでも、専業主婦でも、水商売の人でも、職業、年齢問わず、「別れたほうがいいでしょうか」という相談があることからも、私自身で実感している。


それに対して男性は、10人にひとりも、離婚を考えていないんじゃないかな。

そのわけは、前回も言ったけれど、男がとても鈍感で、妻の気持ちが何もわかっていないからだ。

明日の暮らしに困っていなければ、女房に何か文句があるとは思ってもいない。

ましてや「いまの夫をやめて、別の人と一緒になったら、どうなるか」などと想像しているなんて、想像さえしない男が多い。

これは、ホント。

女房の不安や不満、複雑な内面の変化に敏感に気づく男がいたら、珍しい貴重なタイプと思っていいほどだよ。

だから、夫が自分勝手な決断をしたり、ちょっとよそ見をしたりしたとき、奥さんは悩みに悩んで、書き置きをして家を出たり、「別れたいの?」なんて涙ぐんだりするよね。

奥さんにとっては、一生の分岐点という大きな決意のもとの行動だけれど、それは夫にとっては青天の霹靂(へきれき)。


つまり、晴れ渡った空に突然起こる雷のように、思いがけない衝撃なのだ。

「昨日まで炊事をしてくれていた妻が何を言い出すんだ」という具合。

それまで、妻の気持ちを想像したことがないんだから、妻についていけないのが正直なところだろう。


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