2018年1月10日 10:34
恋のドキドキはホルモンのせい?恋が愛に変わる瞬間とは
恋をしていると、相手のどんなところも素晴らしく感じるものです。
一緒にいるだけでドキドキして、幸せな気持ちになります。
しかしこの恋愛中の感情は、実はホルモンが原因だったのです。
恋愛ホルモン・フェニルエチルアミンは3〜4年しか分泌されない!
恋愛中、脳内では恋愛ホルモンと言われるフェニルエチルアミンが分泌され、その影響で興奮系ホルモンのドーバミンが大量に出るため、ドキドキの高揚感を感じるのです。
ところがこのホルモンは長くとも3〜4年で分泌されなくなる事が分かっています。
そうなると次第に一緒にいても高揚感を感じなくなり、ドキドキすることも減っていくでしょう。
恋愛ホルモンの代わりになるのが愛情ホルモン・オキシトシン
オキシトシンはもともとは母と子の絆を強めるために分泌されるホルモンです。
しかし人間が一夫多妻制から一夫一妻制に方針を切り替えた時、夫婦の絆を維持するためにカップルの間でもオキシトシンが分泌されるようになりました。
オキシトシンは母が子を愛おしく思うように、相手の存在を掛け替えのないものにしてくれる働きがあります。
長く関係が続いているカップルでは、恋愛ホルモンが分泌されなくなった後もオキシトシンが分泌されているため、家族としての愛を育むことができるのです。