子育て情報『デリケートな子どもの耳のケアはどうする?』

2017年1月19日 12:00

デリケートな子どもの耳のケアはどうする?

目次

・耳掃除の頻度はどのくらい?
・子どもの掃除は綿棒を利用しよう
・大きな塊はピンセットで取ることも
・耳のトラブルを回避しよう
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意外と正しいやり方を知らないというママが多い、子どもの耳のケア。

気になってはいるけど、子どもが動いたり嫌がったりするので上手にできなくて放置している、という方もいるのではないでしょうか。お手入れがしづらいデリケートな部分ですが、正しいケアの方法とトラブルの回避方法をしっかりと知っておきましょう。

耳掃除の頻度はどのくらい?

耳掃除とはそもそもどのくらいの頻度で行うべきなのでしょうか?

大人でもしょっちゅう耳掃除をする方がいますが、大体1ヶ月に1~2回程度で十分と言われています。

実は耳には自浄作用があり、耳のうぶ毛によって耳垢が自然に外に出るようになっています。さらに、耳垢には殺菌作用があったり皮膚の表面を保護してくれたりするので、奥にあるものを無理に取る必要はありません。

入口付近に見える耳垢を取れば十分です。

掃除をしすぎると耳の中が傷つく恐れがありますし、殺菌作用や保護の効果がなくなって外耳炎や難聴になることもあります。
清潔にしたいから、と過度に掃除するのは禁物です。

子どもの掃除は綿棒を利用しよう

大人が耳掃除をする際は耳かきを使う方が多いと思いますが、子どもの掃除をする時はベビー用綿棒を使用しましょう。

持ち方は、綿棒の真ん中辺りを鉛筆を持つようにします。この持ち方だと、指が邪魔になって耳の中が見えづらいということがありません。子どもが急に動いた際も、耳の奥まで綿棒が入りすぎることを防ぎます。

耳に綿棒を入れる際は、頭をしっかりと押さえて固定し、耳たぶを少し引っ張ります。入口付近を、綿棒を1~2回ほど回転させるようにして優しくぬぐいましょう。決して奥まで入れないようにします。


子どもに「じっとしててね」と言い聞かせることも大切です。可能であれば他の大人に手伝ってもらい頭や体をしっかり押さえておくといいですね。

子どもが嫌がらないように掃除をするためには、

・耳の入口周りだけを掃除する

・耳の周りをコチョコチョくすぐるようにする

ということが大切です。

耳の奥の骨に綿棒が当たると痛みを感じます。無理に入れようとせず、スキンシップを行うつもりで耳掃除をすることに慣れさせましょう。

大きな塊はピンセットで取ることも

大きな塊を見つけた際、綿棒で取ろうとすると逆に押し込んでしまうことがあります。

入口付近にある場合は、耳かきやピンセットでそっと取っても良いでしょう。

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