2016年1月5日 20:56
お肌の乾燥を緩和するヒアルロン酸、体脂肪に効くお酢 ~機能性食品ってなに?~
今年4月からはじまった「機能性食品制度」。野菜からサプリメントまで、今までおなじみだったものにも「肌の潤いに役立つ」とか「体脂肪を減少させる働きがある」とかパッケージに表示されていると、なんだか試してみたくなりませんか?
これからの寒い季節、コタツでミカン、なんてシーンもあるかもしれませんが、中には機能性食品のミカンがあるのです。ミカンを食べてビタミンCを補給!いえいえ、それだけではないようです。
さて、この“機能性”という言葉がつくと何が変わるんでしょう?
■<機能性表示食品って何?>
“体脂肪に効く”といったTVCMでおなじみの“トクホ”という言葉は聞いたことがあるかもしれません。トクホは、その有効性や安全性についてしっかりと試験をして国からのお墨付きをもらった成分が入った商品です。
それに対して機能性表示食品は、一定の条件をクリアした論文などを添えて消費者庁に届ければ、国の審査なしに、その効果をパッケージに表示できるものなのです。
■<たとえばこんな表示>
「本品にはヒアルロン酸Naが含まれます。ヒアルロン酸Naは肌の水分保持に役立ち、乾燥を緩和する機能があることが報告されています。」