私は2歳と6歳の息子の父親です。イヤイヤ期に入り、なんでもイヤイヤな次男が泣き出すと、私と妻はなだめるのにひと苦労。ですが、6歳の長男があっさりと次男をなだめてしまった出来事がありましたので、ご紹介します。 イヤイヤ期の次男2歳になって自分の意思が出始めたころ、次男はイヤイヤ期に入りました。今まで食べられた野菜やお肉もイヤ、大好きだったおもちゃもイヤ、食べるのは自分の大好きなお菓子だけ、と自分の思いどおりにいかないと泣いて手もつけられらないほどです。また、なんでもまねをしたがり、特に長男のまねをして一緒に同じことをして遊んでいて、とても仲のよい兄弟です。 ケガをしてしまった長男ある日、家で遊んでいた長男はプラスチックのおもちゃ箱で指を切って血が出てしまいました。深い傷ではないのですが血が出ているので消毒し、キャラクターが描いてある絆創膏を貼って処置しました。それを見ていた次男は自分も絆創膏を貼ってほしくて、ケガもしてない指を差し出して「痛いから貼って」と言ってきたのです。 私は「ケガしてないから貼らなくて大丈夫だよ」と言いましたが、次男は引かず、「貼って貼って!」と泣き出してしまいました。私は泣きやまない次男に「絆創膏はケガしてないときは貼れないんだよ! もったいない!」と怒ってしまい、なだめずに泣きやむまで放置しました。 長男のなだめ術泣きやまない次男に困っていたら、長男が次男に「こっちにおいで」と声をかけていました。長男に連れられ救急箱の前に座った次男。すると長男は、「そういえばここ掻いて赤くなってたね」と、次男が掻いて赤くなっている足に絆創膏を貼ってあげていました。すると次男は泣きやみ、長男と同じ絆創膏を貼れたのがうれしくてニコニコして私に見せてきたのです。 長男は、私が言った「ケガしてないと貼れない」を聞いて、「掻いて赤くなったところは痛いから貼ってあげた」と言っていました。私はたった1枚の絆創膏がもったいないと、怒ることしかできなかったことを恥ずかしく思いました。 私はイヤイヤ期の次男にダメなものはダメと教えたくて必死になっていましたが、長男のおかげでうまくかわして考えることも大切なんだなと気づきました。親ではわかりえないことも、子ども同士なら理解できるのかもしれません。これからも長男を頼りにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/山口がたこ 著者:佐藤 稜6歳と2歳の2児の父。サラリーマンとして働きながら副業としてライターを目指す他にブログ記事も執筆中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月25日第一子妊娠中に、独立開業をしたいと言い始めた夫。その後、通帳を確認すると、100万円の引き落としが!夫に確認すると…記帳してびっくり!まさかの出来事が…20代前半で結婚、出産をした私。第一子を出産する少し前に、夫が「独立して開業したい」と言い始めました。 私は「これから子育てをしていくのに、夫が会社勤めを辞めるのか…」と少し不安になりましたが、私自身は、倒産リスクの低い医療関係で正社員をしているということもあり、夫の希望をしぶしぶ了承したのです。 ただ了承したからには、私も全力で夫を応援しようと思い、「自分が準備している資金で足りないときは使って」と、結婚前から貯めていた通帳を夫に渡しました。 そして後日。ふと思い立って記帳をしたら、貯金が100万円も引き落とされていたのです。私は慌てて夫に確認をすると、夫は当然のように「開業資金や物資購入に使用した」と返答がありました。私は、まさか一言も断りなく、こんなに大金を使われるとは思っていなかったので、血の気が引く思いでした。 このときまで夫婦の間で金銭感覚のズレが生じていることに気が付かなかったので、これをきっかけに、金銭感覚のすり合わせをしました。夫婦のお金であっても、大きな金額を動かすときは事前に相談をすること、減価償却などの必要もあるため、仕事のものは個人の通帳ではなく会社の通帳で取引をすることなども約束しました。 作画/きりぷち著者:鈴木櫻子
2024年05月24日チヒロさんは、夫の貴大と3歳の娘リコと暮らす専業主婦。新規分譲のマンションに引っ越し、楽しい毎日を送っていました。そんなある日、夫の上司一家が引っ越してくることに。上司一家も3人家族で娘同士も同い年なので、いい関係が築けるだろうと思っていましたが、この上司の妻・ナツミがクセのある人物でした。最初は愛想もよくママ友たちともすぐに打ち解けたのですが、2カ月がたったころから人に失礼な発言を繰り返すように。それだけでなく、チヒロさんに対しては、夫の仕事のことも引き合いに出してくるのです。私にちょうだい!ママ友や自分に失礼な発言をする夫の上司の妻・ナツミさんに対してモヤモヤを抱えているチヒロさん。 しかしナツミさんに親切にすると、夫の上司が喜び、ひいては夫も喜んでくれるので、なんとか自分を納得させようとしていました。 そんなある日、ナツミさんが「幼稚園の準備をまだ何もしていない」と訪ねてきました。 幼稚園の準備についての説明の紙が、自分に届いていなかったと主張するナツミさん。「さすがにそんなわけはない」と思いつつ、チヒロさんがコピーして渡してあげようとすると、ナツミさんは「名前ひとつひとつ書くとか無理!一緒にやって!」と激昂。 アドバイスをしても「そんなの言われてもよくわからないしできない」と聞く耳を持たず、挙げ句の果てには、チヒロさんが娘のために手作りした袋を「ちょうだい」と言ってきたのです。 どんなご家庭でも、幼稚園の準備というものはとても大変なもの。ですが子どもが快適な幼稚園生活を送るためと思って、親はしっかり準備を整えてあげていますよね。ナツミさんのように最初から考える気もないような態度では、チヒロさんの助けてあげる気も起きませんよね。みなさんは幼稚園の準備は、どのように進めましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年05月24日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは、育休に入ったいちろうにスパルタ指導を開始しました。いちろうは育児をなめていたことを反省し、かおりさんもいちろうを許したのですが……。かおりさんと仲直りした矢先、いちろうは会社の後輩・みほの口車に乗せられて育休中にも関わらず面倒な仕事を引き受けました。しかし仕事は想像よりも大変で、育児と両立することが困難に。何も知らないかおりさんはげっそりするいちろうを心配しますが、偶然公園で出会った顔見知りの親子から、いちろうとみほが密会していたことを知らされます。 その女って、誰?私は親子から、夫が女性と密会していたときのことを詳しく聞き出しました。 ※「終って」→「終わって」 かおりさんがいちろうの秘密を知ってしまったころ、いちろうは自分の調子にのってしまう性格が家族にまで迷惑をかけていると反省していました。 もう二度とみほから仕事を引き受けないと決意したとき、かおりさんが帰宅。 しかしかおりさんは本気で怒ったときに浮かべる笑顔をしており、いちろうは秘密がバレたことを察します。こはるが寝たあと、かおりさんは理由によっては即離婚もあり得るといちろうに尋問を開始。いちろうは正直に話すもこの期に及んでみほを庇い、かおりさんは育休中の人に仕事を押しつける時点でみほの人間性は終わってると言い放つのでした。 家族に迷惑をかけたことを反省するいちろうでしたが、時すでに遅し。かおりさんからすれば、もうこの時点でアウトですよね。育休中に仕事を引き受けることは家族に負担がかかるだけでなく、仕事が完成しなければ会社にも迷惑がかかってしまうでしょう。浮気でなかったとしても、いちろうが今優先すべきは妻子のはず。無責任なやさしさは関わる人の信頼を失ってしまうこともあると気づけるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月24日ママ友親子を車に乗せたらトラブル発生! ママ友の子どもが飲み物をこぼしてしまったのです。しかし、その子は謝るどころか衝撃的な発言を……!?ママ友親子を車に乗せたら…ママ友とその子どもを車に乗せていたときの話です。数日前に買ったココアを後部座席に置きっぱなしにしていたところ、それをママ友の6歳の子どもがひっくり返してしまいました。開けて時間が経ったココアが大量にこぼれてしまい、車内には結構な悪臭が広がります。運転をしていたため片付けられずにいたところ、ママ友の子どもが「くっさーい!」とひと言。置きっぱなしにしていた私も悪いとは思いますが、こぼしてしまったことに対して「ごめんなさい」が出ることもなく、その言葉が出てきたので私はあ然……。ママ友もそのことに対して特に注意はしなかったため、とても衝撃を受けました。とにかく車を停めて、拭いたり掃除したり換気したりして対処できましたが、シートなどを丸洗いしたいのが本音です……。 この一件以降、そのママ友親子は車に一度も乗せていません。誰かを車に乗せるときは、トラブルが起こらないように車内の物の置き場所をしっかり考えようと強く思いました。特に飲み物は、後部座席ではなく自分の近くに置くことを徹底しようと思います。 作画/さくら著者:高畑 朱里
2024年05月24日夫のこうきと娘のまなと暮らす、主婦のあやかさん。結婚する前から楽しいことが大好きな夫は、出産して子育てが始まってからも、いつでも自分優先……。子どものお世話はせず、休日も友人との集まりを優先してばかりで、あやかさんはひとりで育児に奮闘していました。娘が熱を出してしまった日も夫は心配すらしてくれず、友人を優先。それなのにあやかさんへは文句ばかりで……。 努力してねーだろ!やっと娘の体調が治ったと思ったら、今度は夫のこうきさんが「二人目がほしいだろ」と夫婦生活をしつこく誘ってくるようになりました。 あやかさんは「今のこうきといて簡単に二人目のこと考えられない」ときっぱり断りますが、こうきさんは気に求めず毎夜毎夜と誘ってきます。 そんなこうきさんに拒否反応が出てしまうあやかさんは、「これならもう離婚したほうがいいんじゃないか」とまで考えてしまいますが、「ママとパパ大好き」だという娘の顔が浮かび、離婚への決心はつきませんでした。 毎日毎日誘ってくるこうきさん。あやかさんが体調を理由に断ると、「いつまで体調悪いんだよ!」「ずっと家にいて暇なくせに早く治す努力をしていない」と逆ギレ。 それならせめて家事や育児を手伝ってほしいと思うあやかさんでしたが、こうきさんに「要領悪いよな」と言われて、ついに堪忍袋の緒が切れました。 「じゃあ今日はもう寝るから!あとの家事よろしくね!」とキレ気味に伝えると、こうきさんはあやかさんの思わぬ反撃に、驚いた様子で……。 ◇◇◇ こうきさんは、自分の要望ばかりを押し通そうとしているように見えますね。本当に夫婦で仲良くしたいのであれば、お互いが心地よく過ごせる環境づくりが先決なはずです。実際、家事や育児の負担を一手に担うあやかさんは、こうきさんに愛情を向ける余裕を失っています。ずっと仲良くいるためにも、いつも思いやれる夫婦でいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター たに
2024年05月24日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じ、娘をかわいいと思えないことに悩んでいました。ママに促されて、親子体操教室に参加したパパと香奈ちゃん。楽しそうにわが子と関わっている父親たちの前で悩みを聞かれ、パパは思わず言葉を詰まらせてしまいます。 結局、悩みを打ち明けられないまま帰宅。すると、プレイマットが床全面に敷き詰められていて……!? じゅっ...12万?! ママが相談せず高額なプレイマットを買っていたことに衝撃を受けるパパ。 ママは、パパにブレンダーの購入すら反対された過去があったことから、相談しなかったと言います。 高額な買い物をするときには、一緒に生計を立てているパートナーに相談するケースが多いでしょう。ママは、パパが子育てに関心を持ってくれなかったことで深く傷ついているのかもしれません。 今では、子育ての大変さが身に染みてわかっているパパ。まずは、ママに今までのお詫びと感謝の気持ちを伝える必要があるかもしれませんね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年05月24日子どもが2人いる友だちから聞いた「2人目が生まれてから育児が大変になった」という話を、2人目の子どもを妊娠中に夫へ何気なくしてみました。すると夫からまさかの衝撃発言をされて……。軽い世間話のつもりだったのに…2人目の子どもを妊娠していたころのお話です。当時3歳だった長男は、妊娠したころから赤ちゃん返りが始まりました。ワンオペで2人の育児をしていけるのかどうか不安で、子どもが2人いる友だちに相談してみることに。すると友達は、やはり子どもが1人のときより圧倒的に大変で、かわいさは2倍だけれど、しんどいことも2倍になったと、2人育児の大変さを教えてくれました。 それを聞いた私は夫に、「友だちのところは2人目が生まれて大変だってさ……」と何気なく世間話をしたのですが、夫は「何言ってんだよ! 自分で望んで授かった子だろ? 弱音なんか吐くなよな」とまさかの発言。母親は不安な気持ちを吐露することも許されないの? とかなりイラッとしました……。 やがて2人目の子どもが生まれると夫との家事分担も増え、夫は「これは大変だ」と言っていました。どの口が言ってるんだと内心ツッコミを入れましたが、実際に経験して大変さを実感してくれたことで、より協力してくれるようになったのはよかったです。 作画/森田家著者:金野 成子
2024年05月24日私は、バッグの中に必ず生理用品を入れるようにしています。突然生理になったときに対応するためですが、そうしようと強く思うようになったのは、中学生のときに味わった今でも忘れられない、つらい思い出がきっかけでした。 生理に気づいて休み時間にトイレへ中学生のときです。授業中、なんとなく下腹部が重くなったことに気づきました。「え? まだ早いけど生理かな?」と思った私は、授業中ずっと落ち着かずにソワソワ。休み時間になって急いでトイレに行きました。 トイレで確認するとやはり生理になっていて、下着は経血で汚れた状態。生理用品を持っていなかった私はとにかくこの状況をなんとかしようと、トイレットペーパーをぐるぐる巻きにして折り重ね、ナプキンの代わりにすることに。 「これで今日もってくれればいいけど……」と思いながらトイレを出ました。 後ろの席の男子に経血漏れを指摘され…次の授業を受け終えて、休み時間に席を立ったときでした。後ろに座っていた男子が、私のおしりのほうを見ながら「うわっ、血だ!」と叫んだのです。ギョッとして制服のスカートと椅子を確認すると、スカートから経血が染み出し、椅子にまで付着していました……。さらにその男子が「コイツ、生理だー! くせぇー!」と騒ぎだしたせいで、周りにいる男子たちも笑いながら私を見るのです。 どうしていいかわからずに固まっていると、友人が保健室に連れて行ってくれて、そこで生理用品をもらい、着替えることができました。しかし、男子にからかわれた恥ずかしさは消えません。あとになって、生理と気づいた時点で保健室へ行けばよかったと思い、そこまで考えて行動できなかったことを後悔しました。 このことは私のトラウマになり、それ以降、進学しても社会人になってからも、かばんやロッカーの中には必ず生理用ナプキンを数枚、常備するようにしています。今でも思い出すのはつらい出来事ですが、「何があっても困らないように準備しておく。と思えるようになったのはよかったのかな」と、前向きに考えるようにしています。 著者/森栄子作画/モリナガアメ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
2024年05月24日ゆりこさんは、夫のヨウタと息子のコウちゃんの3人家族。幸せに暮らしていましたが、コウちゃんの「パパときーちゃんって結婚するの?」という発言をきっかけに、その生活は一変してしまいます。ある日、週末に仕事だったゆりこさんはヨウタにコウちゃんのお世話を任せます。ところが、ゆりこさんが仕事から帰宅すると、コウちゃんのおでこに大きなたんこぶが! 病院へ行き、コウちゃんのけがは様子見することになりました。病院からの帰りに、ゆりこさんはコウちゃんから水族館できくこが「ママ」と呼ばせようとしたことを聞き、怒りに震えます。そしてヨウタときくこに仕返しすることを決意するのでした。証拠をつかむために、きくこの性格を利用して罠を仕掛けたゆりこさん。2人に制裁を下すと決意したものの、不安で苦しめられていました。 ある日、密かに会っていたヨウタときくこ。そこへなぜか義母がやってきて……。どうしてここに…!? 不倫現場に義母が入ってきて、パニックになっているヨウタときくこ。焦ったきくこは布団に隠れます。 そこへゆりこさんが姿を現し、ヨウタはさらにパニックに陥ります。慌てて言い訳をするヨウタをよそに、ゆりこさんはきくこの隠れていた布団を剥ぐのでした。 義母とゆりこさんが部屋に入ってきても、なお布団に隠れ続けるきくこ。ここまできても「バレないかもしれない」なんて考えが甘すぎますよね。 義母も目の前の光景にショック受けているでしょうが、自分の息子が起こしたことです。事実を受け入れ、しっかりヨウタにお灸を据えてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
2024年05月24日生理が始まると、生理痛だけでなくおなかを下してしまう私。ひとりのときに生理が始まるぶんにはいいのですが、誰かと一緒にいるときは迷惑をかけてしまわないか不安になってしまいます。そんなある日、彼氏とのデート中に、生理が始まっておなかを壊してしまいました。なかなかトイレから出ることができない私に彼は……。 ※車に乗り込んですぐのシチュエーションのためシートベルトの描写を省略しています 生理が始まり、腹痛が彼と家具店へ新居に置く家具を買いに行ったときのことです。ふとしたタイミングでトイレに行くと、おりものシートに経血がついていました。 なんとなくおなかが緩くなっている気もしたので嫌な予感がしていたのですが、「生理が始まった!」と認識すると同時におなかが痛くなり始めて……。生理痛とはまた違った大腸がキューっと絞られるような痛さで、呼吸が荒くなり、冷や汗もかくようなひどい腹痛に襲われてしまいました。 「ごめんもう1回トイレ行ってくる!」結局、トイレに20分ほどこもることとなってしまいました。幸い、トイレは混んでおらずトイレを使いたい人に迷惑をかけてしまうことはなかったかなと思います。ただ、彼氏は20分も待たせてしまうことになり……。とても申し訳ない気持ちでいっぱいで彼の元へ戻り、家具を見始めた……のですが、10分ほど経つとまたおなかがひどく痛み出してしまいました。 そして「本当にごめん、もう1回トイレ行ってくる!」と伝えて、私はまた10分ほどトイレにこもることとなってしまったのです。しかし、腹痛は改善されず、このあとも一度出てはまたトイレへ……を3回ほど繰り返すことになってしまいました。 そして、最終的には家具選びを一旦断念して帰宅しようということになったのです。 紳士的な彼氏結果的に私はトイレに5回も引きこもることになったのですが、彼氏は嫌な顔ひとつせずにずっと私のことを心配してくれていました。そして、彼とは現地集合、現地解散の予定だったものの、彼が車で私の家まで送ってくれることに。私の家は遠く、1時間30分ほどかかる場所だったのにもかかわらず、送り届けてくれたのです。 当初の家具選びという目的は果たせず、デートを楽しめたわけでもないのに、嫌な顔をせずずっとやさしく接してくれた彼。この日ほど彼氏が紳士に見えた日はありません。 やさしくしてくれた彼氏には感謝しかありませんし、私も誰かが同じように困っていたら最大限やさしくできる人間でいたいなと改めて思いました。生理時の腹痛については、下痢止めを持ち歩くことや、生理中はなるべく予定を入れないなどして、うまく付き合うようにしています。 著者/橘純香作画/ちゃこ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年05月24日ゴルフ好きの夫が、娘が生まれるのを機に「しばらくゴルフに行くのは控える」と言ってくれました。しかし出産して2カ月がたったころから、自分の親とゴルフへ行くようになったのです。ほぼワンオペ育児をする私はモヤモヤした気分になってしまい……。 ゴルフに誘ったのはまさかの義両親娘は昼夜問わずによく泣く子だったため、私は心身ともに疲弊していました。そんな中、「親からゴルフに誘われた。場所が遠いし、前日から実家に泊まっていく」と私に言い放った夫。 私は週に1度の夫の休日を頼りにしていました。休日に家事・育児を手伝ってくれてとても助かっていたのです。赤ちゃんのお世話で大変な時期ということは義両親もわかっているはず。しかし、義両親から私に、夫をゴルフに連れて行くとの連絡はありません。 「なぜ断らないの?」と私が夫に聞くと、「会社のゴルフは全部断っているし、たまにはいいだろう」と機嫌が悪くなる夫。結局、夫は義両親とのゴルフに前日から出かけていきました。それから年に数回、同じように義実家に前泊してゴルフに出かける夫。確かに会社のゴルフはなくなったけど……とモヤモヤする私。 義両親と会っても「時々(夫を)ゴルフに連れ出して悪いわね」と軽く言われる程度です。それに対し、本当は困っていると伝えたかったのですが、遠慮して「大丈夫です」と答えていました。 2人目が生まれたら変わる…?2年後、2人目が生まれるタイミングで改めて、「ゴルフは控えてほしい」と夫に伝えました。変わってくれることを期待しましたが、2人目の産後も、夫は義両親とゴルフに出かけて行きました。 以前より頻度は減りましたが、夫がゴルフに行くことは変わらないとわかり、私は諦めも肝心だと思うように。平日の夫の帰宅時間は遅く、夫のいない休日もその延長だと割り切るようになったのです。 休日のワンオペ育児のときは、実家に帰ってゆっくりしたり、ママ友を自宅に呼んで子ども同士で遊ばせたり、楽しく過ごしています。 義両親とは、言いにくいことを伝えられるような関係ではない上に、ゴルフの話題になると機嫌を損ねる夫。正直、「結婚相手を間違えたか……」と思う瞬間も。しかし今では、夫がいない間は私自身もリフレッシュするようにして、ストレス発散になっているように思います。夫だけに依存することをやめたのは正解でした。 作画/ぐら子著者:下園ひかり
2024年05月24日交際1年ほどでプロポーズしてくれた彼。しかし、入籍に向けて準備をしていると、急に彼が「話しておきたいことがある」と言い出し……。 入籍に向けて準備をしていると…私は現在の夫と出会う前、結婚しようと約束していた男性がいました。その彼は交際1年ほどでプロポーズしてくれ、私も彼のことが大好きだったので、プロポーズを受け入れました。 しかし、入籍に向けて結婚式や両家顔合わせの日程など段取りを組んでいたある日、彼が真剣な眼差しで「話しておきたいことがある」と言うのです。 バツイチで子どもがいる!?私は嫌な予感がしながらも彼の話を聞くと、実はバツイチで元妻との間に子どもが2人いるとのこと。さらに、彼の実家はとある宗教の拠点になっており、結婚したら私にもそれを手伝ってほしいのだとか。 予想外の展開に衝撃をうけた私は、「数日間考えさせてほしい」と告げました。そして、何日か彼との結婚について考えたのですが、離婚歴や宗教がどうかではなく、それらをずっと隠していたことが許せず、結局、お別れを決意したのでした。 バツイチで子どもがいること、実家が宗教に入っていることは聞いていなかったので、とても驚きました。ただ今思い返すと、彼は束縛が激しかったり、家事をやらなかったりといった問題もあったので、あのとき別れを選んだことは正解だった気がします。 著者/りな作画/霜月いく ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年05月24日1人目の子どもを出産するとき、夫は分娩室でいびきをかいて爆睡していました。その後の育児でも寝ていることが多く、育児を任せるのは無理だと諦めた私は……。寝過ぎな夫夫は昔からとにかく眠気に勝てない人で、私が妊婦だろうが、どんな状況だろうが寝てしまいます。1人目の出産時、分娩室で私が必死になって赤ちゃんを産もうとしている中、なんと夫は椅子に座っていびきをかいて寝ていたのです! 現在は子どもが3人になり、生後2カ月の末っ子のお世話で寝不足な私をよそに、3歳の長男をお昼寝させると言って長男より先に寝始め、長男よりあとに起きています。たまには「俺が子どもたちを見てるから休んでおいで」くらい言ってほしいです……。 しかし最近は諦めています。子どもを任せると寝てしまうので、買い出しや料理などの別の家事を手伝ってもらうことに。そうすることで、いいバランスで家事と育児の役割分担ができています。不得意なことを無理に任せるよりも、できることを頑張ってもらえばいいかなと思うようになりました。 作画/森田家著者:川上 栞
2024年05月24日ねこじまさんの長男・まっちくんは、小学校に入学してからすぐに登校しぶりが始まります。以前から常同行動や強いこだわりなどがあったものの、発達検査を受けても特に診断名はつきませんでした。2学期になると登校しぶりはますますひどくなり、大学病院の心理発達科を受診したり、小学校のスクールカウンセリングや教育センターの不登校専門窓口で話を聞いてもらったりしたものの、具体的な解決法を見つけることはできず……。1年生が終わるころ、「怒ったり泣いたり、休んだりするかもしれないけど、学校で頑張るよ」と自分の気持ちを打ち明けてくれたまっちくん。ねこじまさんは、自分たちのスタイルでやってみようと決意を新たにしました。そして2年生がスタートしましたが、4月末のある日、まっちくんの筆箱を見てみると、なんと鉛筆がボロボロの状態に! どうやらまっちくんは、鉛筆を噛んでしまっているようです。 また、別の日には部屋の床や引き出しに「やすみたい」と鉛筆で書いているのを見つけてしまい、ねこじまさんは「いつのまに……そんなに無理させてたかな……」と困惑してしまうのでした。 そんな中、1年生のときに予約していた基礎学力検査の日がやって来ました。 そんなことも教えてくれるんだ…※訂正:(誤)K-ABCII→(正)KABC-II※訂正:(誤)K-ABCII→(正)KABC-II ※訂正:(誤)治せない→(正)直せない※訂正:(誤)治せる→(正)直せる 後日、検査の結果を聞きに行ったねこじまさん。教育センターの職員さんから、「数を扱うのが苦手そう」「複雑な情報が苦手そう」だと言われます。それらを踏まえて、今後どのように学習していけばいいのかを具体的に教えてもらいました。 そして、「苦手だと思っていることも、学習の仕方で苦手ではなくなることもある」と教えてもらい、勉強のサポートに向けて前向きな気持ちになったのでした。ねこじまさんは「なんだかやる気が湧いてきて、これで楽しく教えられるかも!」と思ったそうです。 人によって得意不得意はあるものです。それぞれの個性に合わせた学習法を知ることで、苦手意識が少なくなるかもしれません。サポートの方法を教えてもらえたことで、まっちくんが少しでも学習しやすくなるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまいもみ
2024年05月24日末娘が幼稚園のときの話です。親子遠足で仲良くなったママ友に、「今度遊びにおいで」と言われた私たち親子。娘たちも意気投合していたので、後日遊びに行く約束をしました。そして、当日。「いらっしゃい!」と迎えてくれたママ友。お茶を飲みながらしばらく雑談をしていたのですが、思わぬ展開になってしまったのです――。 勧誘ママに園長のひと言ママ友が何やら取り出してきました。それはアロマのパンフレット。実は、ママ友はそのアロマのセールスウーマンだったのです。 状況が飲み込めていない私に、まくしたてるようにアロマのすばらしさを説くママ友。その日はやんわりと断り、娘を連れてそそくさとママ友宅を後にしました。 しかし、その後もママ友は「今割引期間中だよ!」などと、しつこくメールで営業をかけてきました。はじめのうちはやんわりと断っていた私ですが、そのしつこさにいらだって、いつしか「いりません」ときっぱり言うようになっていました。 あるとき、他のママ友にそのことを相談したら、そのママ友も被害に遭っていることが判明。話を聞くと、どうも例のママ友は手当たり次第に「うちに遊びに来て」と言ってはアロマを売りつけていたようです。 その後――。 幼稚園のPTA総会で、園長先生から「アロマオイルのセールスで保護者のみなさんに迷惑をかけていらっしゃる方がいるというお話をうかがっています」「園では対処しきれないため、あまりにも被害が深刻な場合は警察にご相談ください」とお話がありました。 この園長先生の一言で、例のママ友は少し気まずそうな雰囲気に…。その後、セールスは控えるようになったようです。 私はきっぱりと断っていましたが、中には断り切れず、泣く泣く購入してしまったママさんもいたそう……。ママ友選びは慎重にしないといけないな、と改めて感じさせられた出来事でした。 イラスト/きりぷち 著者:大山芳子
2024年05月24日上の子が3歳、下の子が1歳のときのことです。その日は天気がとてもよく、上の子が公園にいきたいと言いました。今なんて…!?そのとき、下の子が熱を出してしまったため、私は看病をしていました。自室でゲームをしている夫に、息子を公園に連れて行ってくれる?と聞いたところ、「ひとりで行かせればいいじゃないか」と言われました。まだ3歳なので、事故や誘拐など何かあったら大変だと私は言いました。すると、夫は「子どもはほっときゃ育つから。」と言いゲームをやめませんでした。結局子どもたちを公園には連れて行ってもらえず、私が下の子と上の子を連れて公園にいきました。 数日後、義理の実家にお邪魔した際に義母が、「子どもはほっときゃ育つから。」と言っていたのを耳にしました。夫の原点が見えたような気がしました。 ◇◇◇ 小さい子どもは、1人ではできることも少ないため大人の手助けが必要です。公園やお外遊びをするときは、事故や怪我などの心配があるので必ず大人が付き添ってくださいね。 作画/いずのすずみ著者:雅まこと30代、4歳・6歳の兄弟を育てるシングルマザー。建築会社に勤務。趣味は登山。
2024年05月24日高校生のころ、イケメンで俳優活動をしている井場矢(いばや)先輩と運命的な出会いをした成瀬雪さん。卒業後に偶然再会した2人はデートを重ね、恋人のような関係になります。お互いに誕生日を祝う約束もしますが、雪さんは友人から先輩の不穏な噂を聞き……。著者・岡田ももえさんの知人の体験談です。 「女の子の中では最下位だね」雪さんは高校時代の友人から、井場矢先輩のある噂を聞きます。友人によると、先輩は元カノと20万円の時計を割り勘で買うと約束したものの、当日に「お金を忘れた」と言い、彼女が全額払うことに。さらに、その日以降、井場矢先輩は時計を預かったまま元カノと音信不通になったそうです。 噂を聞いた雪さんは、半信半疑のまま先輩と誕生日プレゼントを交換するために会うことに。しかし先輩は、プレゼントを忘れたと言い、元カノと同じ状況だと感じた雪さんは彼を問い詰めます。すると、先輩は態度を豹変させ、友だちとの「あるゲーム」について暴露し……。 井場矢先輩は友人たちと、「誰が一番女の子に奢ってもらえたか」で競っているとのこと。テーマパークデートで雪さんにチキンを奢らせようとしたのも、今回、誕生日プレゼントを交換しようと提案したのも、このゲームのためだったようです。 さらに先輩は、雪さんと同時進行でほかの女子とも会っており、「雪ちゃんが最下位」だとも発言。ショックをうけた雪さんが「どうして私だったのか」と質問すると、先輩は「高校のとき、俺のこと好きそうだったし」「いろいろ疎そうで、扱いやすそうだった」と説明するのでした。 雪さんのことだけでなく、複数人の女性の恋心を弄ぶ井場矢先輩。雪さんは相当傷ついたでしょうが、プレゼントを渡す前に彼の本性を知ることができてよかったですね。 岡田ももえさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年05月24日私は現在28歳。事務職をしていて、昨年結婚したばかりの新婚ほやほやです。夫も同じ会社の営業部に勤めており、毎朝一緒に出勤しています。そんなある日、人事異動で元秘書の女性が夫の部署に入ってきたのですが……。これがかなり厄介な人物だったのです! 社長令嬢が夫を指名!?異動してきたのは、なんとわが社の社長の娘。そして、「私の指導担当はイケメンのみ」と、夫を強引に指導担当に任命したらしいのです。部長はもちろん、彼が既婚者で妻は私であると説明したそうですが、彼女はおかまいなし。その日、夫は一日中彼女に振り回されたようで、ぐったりしながら帰宅しました。 すると、夫の電話に着信が。発信者は、例の社長令嬢。夫は私に「手を上げたら限界の合図だから、俺に電話してくれ。そしたらキャッチだって言って電話を切れるから」と言って、しぶしぶ応答したのですが……。 「もぉ、出るの遅い! 今日は楽しかったって伝えたかったのぉ。明日もいろいろ教えてねぇ~」 やたら粘り気のある女性の声がこっちまで丸聞こえです。夫は無言で私を見て挙手。私は彼のスマホに電話をし、夫は「すみません、キャッチが入って……」と通話を切ったものの、5分後にはまたもや社長令嬢から電話がかかってきたのです。 その夜、繰り返し鳴る電話に夫が出ることはなく、23時くらいにようやく着信がなくなりました。これは大変なことになる、と覚悟した私。しかし、彼女からの鬼電はこの日のみで、あきらめたのだろうと胸をなでおろしたのですが……。 夫の行動があやしい…その日以降、夫の帰宅時間が明らかに遅くなりました。朝は私より早く出勤し、休日返上で仕事をするように。おまけに家ではスマホを常に持ち歩き、コソコソ誰かと電話をしている様子。うーん、これはあやしい! しかし、浮気をするにしても相手は誰? まさかあの社長令嬢では? 私は、何かヒントがないかと夫の動向を探ることにしました。すると次第に、状況が把握できました。そして、私が掴んだ真実をいつ彼に話そうかと機を見計らっていると、思いがけない出来事が起きました。 その日は日曜。夫は夕方まで仕事だと言って出かけ、私は家で食事を作って待っていました。すると突然、社長令嬢がわが家に押しかけてきたのです! ドア越しに、「話があるの、いるんでしょ!」と大声を出す彼女。私は夫に急いで帰宅するよう連絡し、何をされるかわからないのでドアを挟んで話をすることにしました。 そして、うまく誘導すればポロリと証拠を話してくれるかも……。そう思った私はスマホの録音機能をオンにして、会話をスタートさせたのです。 まさかの人物も登場「あいにく夫は留守です。お引取りを」と言うと、社長令嬢は「あんたこそ引き取って! ここには私が住むんだから、あんたは邪魔。さっさと離婚して!」「離婚しないなら、パパに言って事務職のあんたなんかどうにでもしてやるぅ」とわめき出しました。 「どういうことですか? 夫と不倫? 証拠でもあるなら、身を引きますが」と冷静に答えると、社長令嬢はペラペラと話し始めたのです。 「なら教えてあげるけど、あんたの夫はね、私が担当に指名したとき、『光栄です』ってみんなの前で告白してきたのよぉ」 (いやそれ、社会人として普通の挨拶だし……) 「それに~、会ったその日にぃ、連絡先を交換しようって迫ってきてぇ」 (部下と社用携帯の電話番号を交換しただけでしょ……) 「目が合った瞬間から、私たちの恋は始まったのぉ! これは運命よぉ」 (あの夜、夫は相当嫌がっていたけど……) 彼女の話にへきえきし始めた私。ちょうどそのとき夫が帰ってきたのですが、なんと、彼女の父親である社長も一緒だったのです! 私はようやく扉を開けました。 夫が反撃を開始!「パパも加勢しにきてくれたのぉ? 私たち、真剣に愛し合っていてぇ~」と主張する社長令嬢を見て、私は夫にアイコンタクト。すべてを知っていること、彼を疑っていないことを暗に示すと、向こうもうなずいてくれました。 そして、夫は反撃を開始。 「社長、お聞きください。僕は彼女につきまといのようなことをされています。これはセクハラです。お嬢さんのことを悪く申し上げたくはないですが、すべて完全に彼女の思い込みです」 夫がそう話すと、彼女は顔を真っ赤にしながら反論。 「な、何よ。俺に離れずついてこいって言ったわ!」 「取引先で迷子になったから、仕方なくね」 「私たち交換日記しているじゃないのぉ!」 「業務日誌だ、仕事の一環だよ」 「ラブラブのモーニングコールだってぇ」 「毎日遅刻するから、せかすための苦肉の策だ」 「パパにも毎日アピール電話していたでしょ」 「君の勤務態度と、そのせいで被った残業の報告!」 そう、夫が激務になったのは全部彼女の尻拭いのせいで、電話の相手は社長だったのです。勘違い令嬢が勝手に夫と不倫している気になっていただけ。社長も、娘のわがままな性格には思うところがあった様子。さらに、私が先ほど録音した脅迫に近い彼女のわめき声を聞かせると、もう事態は明白でした。 「君たちには迷惑をかけた……。娘は会社を辞めさせる。金輪際、君たちに近づけないようにする」 夫は辞職も考えていたようですが、社長から「私にあんなにはっきりものを言える人材はいない!」と信頼され、なんと昇格。今では社長の右腕として働いています。そして私はというと……夫との子どもを授かりました! この事件があってから、私たちは今まで以上に固い絆で結ばれています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月24日実母と仲が良く、毎日のように電話やメッセージのやり取りをしている私。一方、義母とはあまりソリが合わず、喧嘩まではいかないものの距離を置くようにしていたのですが……? やらかした!私のスマホに、義母から画像付きのメッセージが。 「誕生日プレゼントは、このバッグをよろしくね」 ハイブランドのバッグのおねだりメッセージに、私はうんざり。義母は何かあるたびに、私たち一家にこうして物をねだってくるのです。 私の愚痴を受け止めてくれるのはいつだって実母。いつものように義母からのメッセージのスクショを撮り、「本当にいつも高いものばっかりねだってきて困る」と一言添えて、メッセージを送りました。 しかし、私がメッセージを送ったのは実母ではなく、義母。いわゆる誤爆をしてしまっていたのです! 慌ててメッセージを取り消しました。まだ既読がついていなかったのが不幸中の幸いです。 メッセージや画像を取り消したことは相手にもバレてしまうので、「間違えて変な写真を送っちゃってました~!」とフォローの一言を添え、「このバッグいいですよね!」とだけ返しておきました。 その後――。 義母からは「変な写真ってどんな写真?」「なんで間違えたの?」などと突っ込まれましたが、のらりくらりとかわし続けました。 電話でこの1件を報告すると、実母は大笑い。笑い話で済んでよかったとは思いますが、義母との関係にさらにヒビが入るところでした。 それからは、送信先を3回くらいチェックしたうえで、送信ボタンを押すようにしています。 イラスト/きりぷち著者:林まなみ
2024年05月24日潔癖症の夫と2021年生まれの息子との間で翻弄されるアラサー母・たちさんが、家族との日常を描くエッセイマンガ。潔癖夫の楽しくも不思議な行動や、おもしろ育児エピソードをご紹介!ある朝、パパが息子を散歩に誘うのですが、即答で断られてしまいます。そしてお昼時になると、ママが昼食の準備をするため、パパが息子の隣へ移動するのですが……? とにかくパパには塩対応すぎる息子 「どれ息子ちん、父ちゃんにもブーブ1台貸して~」 「ヤダ」 またしても即答で断れてしまったパパ。 すると、パパは嘘泣きを始めたのです。 「ウェ~ン」 「ほら~、息子ちんが冷たくするから、パパ泣いちゃったよ~?」 「いい子いい子してあげたら?」 その言葉に渋い表情を浮かべるのですが、次の瞬間、早技でパパの頭をなでなですると、スッとその場を去って行ったのでした。 パパが話しかける度に険しい表情をして、「ヤダ」と拒否する息子くん。なんともパパが不憫すぎるので、たまにはやさしくしてあげてほしいです……! 著者:マンガ家・イラストレーター たち
2024年05月24日妹の里帰り出産は、まさかの連続でした。地元の産婦人科の院長先生の診察を受けていた妹。朝におしるしがあって、慌てて産婦人科に行った妹は、予期せぬ出来事に見舞われたのです――。 まさかこんなことが…妹のおしるしがあった日、産院に着くと、院長先生は体調不良でお休みしていたのです。臨時で他院から来た先生が妹を診てくださることになりました。院長先生を信頼していた妹は少々困惑気味でした。 ただ、まだ陣痛もなく、子宮口も開いてなかったため、いったん実家に帰って様子を見ることに。 その後――。 「陣痛が10分間隔になったら来てください」と言われた妹。陣痛が10分間隔になったのはその日の夕方のことでした。私の運転でいざ産婦人科に向かうと、今度は朝、診てくださった先生がいなくなっていました……。 どうやら交代のタイミングだったようで、朝の先生は帰り、他の先生がこちらに向かっているとのこと。産婦人科についたころには8cmだった子宮口も、新たな先生が着くころには全開大になっていました。 ギリギリで先生が間に合い、無事に出産を終えた妹。ずっと妹のそばについていた私ですら、せわしない出産だと感じたので妹はもっと感じたことでしょう。 見知った先生が出産のときにいてくれるとは限らないのだなと、お産は本当に何があるかわからないのだと実感しました。現在、第1子を妊娠中の私。子どもが無事に生まれてこられるように、できる備えだけはしっかりしておこうと思いました。 イラスト/はたこ ※おしるしは出産のサインではありますが、あったからといってすぐにお産が始まるわけではないので、慌てて病院へ行く必要はありません。おしるし後は3日前後で陣痛が始まると言われていますが、中には1週間後だったという人もいます。入院準備の確認や、家の中の片付けなどをして、赤ちゃんを迎える準備をしましょう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:玉木ひよこ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月24日会社の同期だった彼と結婚することになりました! 結婚ももちろんですが、結婚を機に居心地のわるい実家から出られるのは、本当に嬉しいこと。両親は昔から8歳年下の妹・マリコを溺愛していて、私はいつも空気のような存在でした。しかし家に入れるお金や私が担当している家事を目当てに、家を出ることは許されなかったのです。結婚式当日、両親は私のドレス姿を見て「まぁまぁだな」とイマイチな反応。想定の範囲内ですが、残念な気持ちになります。 その少し後にマリコが控室にやってきました。隣には、引きつった顔の夫も一緒です。私はマリコの姿を見てびっくり! なぜかマリコはウエディングドレスを着ていたのです。ウエディングドレスを着た妹列席者がウエディングドレスを着ているなんて、非常識にもほどがあります。しかし、そんなマリコを見て両親は「似合う!」「お姉ちゃんとは違うな~! 」と、写真を撮り始めました。 「今日の新婦は私! 実は私、この人の子どもを妊娠してるの!」と、妹は夫の腕に抱きつきます。私は状況をすぐに理解できず、キョトンとするばかりでした。 「それはおめでたい!」「どっちと結婚しても、娘婿になることには変わりはない」と、追い打ちをかける両親に愕然としてしまいます。 肝心の夫はというと「たった1回だけだったんだ……」と血の気の引いた顔……。つまり、マリコが言うことはウソではなさそうです。 結婚式、その後…世の中には、1回の浮気ぐらいなら許すという心の広い女性もいると思いますが、私は無理です。しかも、相手がマリコだなんて考えたくもありません。ただ、悲しい顔を見せるのは嫌だったので「いいの!? 後はよろしく!」と言って式場を去りました。 結婚式が始まって驚いたのは、義両親と招待客です。この非常識な話を聞いて、ほとんどの人が式の途中で帰ってしまったのですが、マリコたちはお構いなし。そのまま式を続けたよう……。しかし私にとっては好都合です。その間に私は実家から荷物を持ち出すことに成功!「実家から出たい」という切なる願いが叶ったのです。結婚の件はショックでしたが、これから始まるひとり暮らしが楽しみで、私はすぐにたち直りました。 両親と妹の末路生活が落ち着き始めたある日、仕事を終えて会社を出ると、両親とマリコの姿がありました。どうやら、私を待ち伏せしていたようです。 「『後はよろしく』なんてひどい! 責任とってよ!」とマリコ。一体何のことかと思って話を聞くと、元夫の現状を知っていたのに黙って譲ったのはわるいことだと言われてしまいました。実は元夫のポンコツっぷりは筋金入り! 同期の中でもダントツで仕事ができませんでした。私たちの会社は業績でお給料が決まるため、夫の年収は私の約半分程度。しかも、それを知ってプライドが傷ついたようで、勢いで辞表を出してしまったのでした。 マリコの話では再就職先も見つかっていないようです。もう関係のない話さらに両親も、今まで私が家に入れていたお金をアテにした生活だったため、ついに貯金が底をついたのだとか。式場の支払いも滞っていて、もう待てないと言われたと泣かれましたが、私には何の関係もない話です。 「もうしばらくしたら慰謝料の請求もいくと思うからよろしくね!」と笑顔で言って、その場を立ち去りました。 婚約破棄になったのは悲しいことでしたが、家から出て、両親や妹と決別できたので、結果オーライです。今思えば、あんな男と結婚しなくてよかったと思っています。 家族との窮屈な暮らしから抜け出すことができて本当に良かったですね。足かせだった家族から解き放たれたこれからの人生を、十分に楽しんでほしいと願います。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月24日ユミさんには、付き合って半年になる彼氏・ハルキさんがいます。普段はとてもやさしい彼なのですが、少しでも嫌なことがあるとすぐに不機嫌になってしまうという一面がありました。そんなハルキさんとユミさんは、同棲をすることになって……。まいかわセミさんのご友人の体験談です。※「フキハラ」とは、不機嫌ハラスメントの略称。 彼のお父さんの発言結婚も視野に入れて同棲をすることにしたユミさんとハルキさん。ハルキさんからの提案で、同棲をする前に一度、両家の顔合わせをすることになって……。 顔合わせの当日、「大事なお嬢さんをお預かりするので一度ごあいさつがしたくて」と話すハルキさんのお母さん。その様子を見たユミさんは、やさしいお母さんだなと感じていました。 その後、楽しく談笑をしていたところ、ハルキさんのお父さんが「いや~ハルキがこんなかわいい子と結婚なんてうれしいなあ」と上機嫌に話し始めます。ハルキさんが「籍を入れるのはまだ先だから」と言ったものの、ハルキさんのお父さんは結婚の話を続けて「結婚したらうちの敷地内に家を建てるんだろう?」と言ってきたのでした。 まさかのハルキさんのお父さんの発言に、「え!?」と驚きを隠せない様子のユミさん。知らないところで結婚の話が進んでしまっているかもしれませんから、一度ハルキさんと話し合ったほうがいいかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター まいかわセミ
2024年05月24日上着を腰に巻くスタイルが流行していたころ。私もこのスタイルで彼とお花見デートへ。お花見を楽しんでいる中で、腰に巻いていた上着を着たら、少しイメージが変わり、彼にアピールできるかな?と思い、上着を着てみることに。しかし……。 着てみると、肩のところがパッツパツ! ずっと腰に巻くスタイルで着用していたこともあり、「実は肩のところがキツくて着られなかった」ということを私はすっかり忘れてしまっていたのです。春風が吹き、少し肌寒さを感じる中でしたが、私は慌てて「や、やっぱり暑いね! 脱ごうかな!」と一瞬で上着を脱ぎ必死にごまかすことに……。彼は何も言いませんでしたが、しっかり見られていましたし、なぜ私が一瞬で上着を脱いだのか、察した表情をしていました。もう、恥ずかしくて顔から火が出そうでした……。そして、この一件をきっかけに、改めて服を購入する際は、サイズはよく確認するようになったのでした。 著者/佐々木笹作画/あさうえさい ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年05月24日モモさんは、夫と4カ月の娘との3人家族。妊娠を機に退職し、現在は専業主婦として家事育児に奮闘しています。しかし、夫はモモさんの言動に不満を持っているようで……?専業主婦ってラクだよな 一馬力で家庭の経済を支えているモモさんの夫。自分は妻を専業主婦にしてあげられるいい夫だと自負しています。 しかし夫は、最近専業主婦のモモさんが甘えていると感じているようです。 日中はひとりで家事育児をするモモさん。夜もゆっくり眠れない日が続き、モモさんはつい「疲れた」と弱音をこぼしてしまいます。夫は表面上ではモモさんに同意しながらも、内心では働くほうが大変だと感じていました。 また、ある日の夕飯のこと。モモさんが用意したおかずは、切り干し大根、きんぴらごぼう、肉じゃが。夫の要望通り一汁三菜がそろったバランスの良い献立です。しかし、それを見た夫は「今日の献立、全部醤油味でよくないよ」と笑い、モモさんを怒らせてしまいます……。 それでも自分が理不尽を言っているとは思えず、夫は不満を募らせるのでした。 たしかに家庭のために働いてくれる夫には感謝の気持ちもありますが、モモさんは日中遊んでいるわけではありません。一日中4カ月の娘のお世話をして睡眠不足の日々が続けば、疲れてしまうのは当然です。 仕事と家事育児、どちらのほうがラク、と比べるのは良くありませんよね。お互いに感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
2024年05月24日わが家は昨年5人目の赤ちゃんが生まれた共働き夫婦です。上のきょうだいには9歳の長女、7歳の長男、5歳の次女、3歳の三女がいます。これは5人目の赤ちゃんが生まれる前のお話です。子どもたちは、みんな個性的で大変です。中でもダントツで大変なのが5歳の次女。一度泣き出したら、大騒ぎして全然泣き止まないのです。 嫌なことがあると泣いて喚いて大騒ぎ!次女のギャン泣きする「スイッチ」が入るパターンとして、順番が原因になることが多いです。例えば、帰宅してから手を洗う順番、おもちゃを使うときの順番で、次女が考えていた順番じゃないと「スイッチ」が入ってしまいます。 「1番がよかった!」「お姉ちゃん(お兄ちゃん)の次がよかった!」など、要求はさまざま。そして、次女の思い通りにいかなければギャン泣きしてひっくり返るといった具合です。そうなると誰も手を付けられなくなってしまいます。 お姉さんモードのときは心から感謝!思い通りにいかないことがあるとギャン泣きする次女ですが、とてもしっかりしているときもあります。それが「お姉さんモード」のときです。お姉さんモードのときは、三女が泣いていると、「お姉ちゃんがいるから大丈夫だよー」とやさしい言葉をかけて泣き止ませてくれることも。 そんなときは「ありがとー!!」と心から次女に感謝をします。実際、とても助かります。さらに三女には、「やさしいお姉ちゃんがいてくれて○○(三女)は幸せだね!」とあえて次女の前で言うようにしています。 甘えん坊モードでは次女に全集中!そんなしっかりした「お姉さんモード」とは対照的に、私や夫に全力で甘えてくることもあります。「甘えん坊モード」の発動です。そんなときは次女の気持ちに全力で応えます。ぎゅーっとしたり、言葉に意識を傾けたり、まさに次女に「全集中」です。 こうやって「いつでも」は無理でも次女が頑張っているときや、甘えてくるときだけでもしっかり次女に向き合うようにしています。すると、次女がなんとも言えないうれしそうで得意げな表情をするのです。そんな次女のうれしそうな表情を見ると、次女と「もっといっぱい関わりたい!」と思えます。 きょうだいが増えれば増えるほど、1人ひとりと関わる時間は減ってしまいます。だからこそ回数や時間が少なくても、子どもたちの気持ちに寄り添うのを忘れないようにしていきたいと思います。とはいえ5人目の赤ちゃんが生まれたら、これまで以上に関わる時間や余裕がなくなってしまうんだろうなと考えると、今から4人の子どもたちに少し申し訳ない気持ちになってしまう今日このごろです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/magari著者:守岡 みずほ9歳、7歳、5歳、3歳、0歳の1男4女を子育て中の共働き夫婦。早くも6人目の赤ちゃんも欲しくなってきた今日このごろ。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月24日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。ある朝、母・あーちゃんから「保険の更新をするから、実印を持って来て」と言われたワフウフさん。しかし、約束の日はあいにく予定があり同席できない日。日程を変更してもらえないか聞いてほしいと言っても、担当者の名前がわからず名刺も見当たらない状態でお手上げ……。しかし、そもそも保険の更新で実印なんて聞いたことがなく、何か勘違いしているのかもしれません。大きなトラブルにならないよう、やっぱり実印の管理は本人に任せられないと改めて思ったワフウフさんでした。姉・なーにゃんとも相談し、やはりワフウフさんが予定を変更して保険の更新に同席することにしました。そもそも契約の内容が理解できているのかを確認するため、いくつか母・あーちゃんに質問をしますが、何も答えられません。不安なまま約束の日を迎え、ワフウフさんはあーちゃんに待ち合わせ場所の変更を担当者にお願いするように伝えました。電車に乗るため、結果はメールでほしいと言うと「アドレス教えて!」と言われしまい、いつもメールでやりとりしているのに? と驚きを隠せませんでした。 放置プレイ…… 「結果はメールで」と伝えていましたが、結局電話がかかってきました。 あーちゃんの家の最寄り駅に向かいながら、途中で連絡を入れますが……。 つながらないのか、かけていないのか、わからなくなってきました。 仕方がないので、自分でかけることに。 なんだかんだで、やっと連絡先を入手。 私がかけても、電話はつながらず、仕方なく駅前で待ち合わせすることにしました。 あーちゃんの口から、初耳の待ち合わせ時間を聞いてビックリ。 もっとわかるように話して……。 なんだか、いろいろともどかしくて……つらい! それは突然の電話でした。なんと、すでに家に担当者が来ているとのこと。 姉に連絡して、保険証書から保険会社を探してまで電話をして、担当者には折り返しをお願いしていたはずなのに……。 年金保険の支払いが始まる? 年金保険の一部を医療保険に? 父が同席して契約を了承している……? 担当者から語られた内容が衝撃的すぎて……。 結局、同席するはずが知らないところですべての話が終わっていて、放置されて終わり。悲しすぎます。 「保険の人に待ち合わせ場所を変えてもらえるように電話でお願いして」と、あーちゃんに伝えていましたが、話しているうちに電話をしたのかつながらなかったのかすらわからなくなっていたので、代わりに電話をしました。しかし、電話はつながらなかったので、担当者が家に来たら駅前のカフェに一緒に来るように伝えました。 すると「14時に行けばいいのね」と、あーちゃん。私が聞いていたのは11時。でも、あーちゃんは「ここに書いてあるから14時よ!」と。ここってどこ?? どうしようもなくなり、姉に助けを求めると、保険証書の番号からなんとか保険会社の電話番号がわかり、担当者から折り返しをもらえることになりました。 しかし一向に折り返しは来ず……。すると、あーちゃんから「今保険の方がいらしている」と突然電話が。担当者からは、年金保険の支払いが始まること、その中の一部を医療保険に回したらどうかと提案したこと、父が同席して契約に納得していることと、衝撃的すぎる内容がズラリ。やんわりこちらの事情を話し、再度私たち娘にも内容を説明してもらえるように伝えました。……折り返しをお願いしたのに、いつの間にか家で話が進んでいて、なんだか悲しくなりました。 --------------年齢も決して若いわけではなく認知症と糖尿病を抱えている中で、保険の契約ができるのか、ちょっと疑ってしまいたくなる話です。ちゃんと同席するつもりで動いていたのに、いろいろな不都合が重なってしまい、結果として無駄足になってしまいました……。その怒りをぶつけるところがないのは、ストレスがたまりそうです。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年05月24日息子が3歳、娘が1歳くらいのとき。電車で学生時代の友人宅へ遊びに行きました。時刻はお昼前で席には余裕が。そんな静かな車内に、息子の衝撃発言が響きました……。 大きな声で言わないでー!大人しく電車の座席に座っていると思ったら、急に「ママ、見て見て!」と言ってきた息子。そして、「ママ、あの人のズボン破れているよ」と話しかけてきました。そのズボンを履いていた男性というのが少し強面で……。 3歳なので声のボリューム調整ができず、確実にズボンの男性に聞こえている声量でした。違うのです、破れているけれどもそれはダメージジーンズなのです。息子に説明したところで伝わるはずもないので、「そういうズボンやねん」と返すのが精一杯でした。 男性が息子の方を見て、チラッと笑ってくれたのが救いでしたが……。純粋な息子の言葉に恥ずかしいやら、ズボンの男性に申し訳ないやら。その後は下を向きつつ、電車を降りました。 後から、「破れているように見える模様のズボンがあってね、だから見ても大きな声で言わないでね」と注意しましたが、よくわかっていないような感じでした。その後は公共の場での言動について気をつけています。 ◇ ◇ ◇ 子どもは気づいたことをすぐに報告してくれますよね。ときに大声で……。親の方はヒヤッとすることもありますが、今だけの子どもらしい発言を楽しみたいですね。 イラスト/あやこさん著者:宗方栞
2024年05月24日長女が1歳半のときのお話です。家ではよく言葉を発していた娘ですが、極度な人見知りで、外では言葉を発することがほとんどありませんでした。1歳半健診で自分の名前や指さしの受け答えがあると聞いていた私は、娘が初めて会う人と会話できるかと心配していました。そして健診当日を迎え……。ひと言も言葉を発しない娘健診のあとにそのまま実母と予定があったので、私と娘と実母の3人で会場へ行き、順番が呼ばれるのを待っていました。 娘の番になり、身長や体重などの身体測定のあと、別室でついに担当の保健師さんとの面談。やはり娘は名前を聞かれても、イラストを指さしされても、ひと言も発言せずに固まっていました。担当の職員さんも「普段、家では話すのよね?」と判断を迷っている様子でした。そんなとき……。 廊下にいる私の母を発見して…娘が、廊下で待っていた実母を見つけて「○○(実母の名前)さん!」、「ちて(来て)」と叫んだのです。すると実母は、廊下からうれしそうな顔で娘に手を振ってくれました。 そのあと保健師さんが再度、娘の名前を聞いても、イラストの指さしをしても、やはり娘はひと言も言葉を発することはなく面談は終了。しかし担当してくれた保健師さんは、「緊張しちゃったんだね。おうちでできていることもわかったので大丈夫」と言ってくれました。 何か娘の発達について指摘されるのではと不安に思っていた私は、実母のおかげで娘の普段の様子を見せることができ、ホッと安心しました。あとで実母にこのエピソードを伝えると、そんなことになっていたとはまったく気がついていなかったそうです。健診が終わった私たちを笑顔で迎えてくれた実母の顔を見て、何歳になっても母が一緒だとやっぱり心強いなと感謝した出来事です。 著者:河原りさ2016年生まれと2018年生まれの女の子2人、2024年生まれの男の子のママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月24日